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アルミ缶リサイクルの失敗について
こんにちは。先日最高720℃まで加熱できる電気炉を使い、アルミ缶を融解しようと試みました。千切りにしたアルミ缶断片を細長い容器に入れて電気炉の中で30分程度加熱しました。しかし、アルミ缶断片は燃焼してしまったのか燃えカスのようなものだけ残り、融解して一塊になりませんでした。その理由について質問があります:融解しなかったのはアルミの酸化皮膜が関係あるのでしょうか?加熱したゆえにさらに酸化してしまったのでしょうか?酸化皮膜の表面張力ゆえに混ざり合わなかったのでしょうか?また電気炉の加熱方法とも関係があるのでしょうか? 大変お手数かけて申し訳ありませんが、どなたか私の疑問への説明もしくヒントのようなものを教えいただけないでしょうか?どうかおねがいします。
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既に回答があるので.らふに。 >私はプラスチック塗料などは除去しませんでした。 塗料中の酸素により酸化される場合があります。塗料・シート等を除き.圧縮してください。 >電気炉は大気以外の気体で充満されていたわけではありした。この場合雰囲気は酸性でしょうか? 窯業では中性となりますが.酸素が多いので.アルミの場合には酸化ととったほうが早いでしょう。 なお.窒素気流(たしか.アルミナ磁器管)中で暖めた場合でも.燃えてしまいました。プレスで固めて.空気との接触を断ってください。
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- angelfish0001
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アルミのリサイクルをやっている会社の者ですが、 工場でリサイクルする場合は、溶湯の中に投入します。 「電極」は使いません。電気分解するのはボーキサイト からアルミを作るときです。 既にアルミになっている缶は溶かすだけです。
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angelfish0001さん、ご返答どうもありがとうございます。違いを理解しました。私も最近アルミ缶のリサイクルフローを調べました。ご指摘どうもありがとうございました。
- nozomi500
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実際の工場では、印刷やらコーティングやらは燃やしてしまうみたいです。 アルミも酸化してしまうのですが、印刷やコーティングは有機物だから飛んでいってしまう。 そのあと「電極」でアルミニウムを集めることになります。 投入量が多ければ、電極は空気と触れないので、内側のアルミニウムは酸化しないのでしょう。
お礼
nozomi500さん、いつも貴重なご返答を本当にどうもありがとうございます。実際の工場のことは私も調べましたがイマイチ理解できていないため今回のご返答は非常に助かりました。
- nozomi500
- ベストアンサー率15% (594/3954)
真空中で加熱するのは難しいので、とりあえずは窒素の中とか。しかし、酸化しないというだけで、還元まではできないけど。 アルミよりも酸化力の高い物質を使えば文句なしなんでしょうが、そもそもそういう物質が安定して転がっているわけがない…。(鉄であれば、炭素という手ごろなものがあるが)
お礼
nozomi500さん、いつも貴重な知恵をどうもありがとうございます。非常に助かります。私も今調査中です。
- nozomi500
- ベストアンサー率15% (594/3954)
アルミの製造方法は、酸化物であるボーキサイトを電気溶解しますが、これは過熱目的だけでなく、電気分解の原理でアルミニウムイオンを-電極に集めるためです。これが鉄や銅と違う。 空気中で過熱したら、イオン化傾向の強いアルミニウムはいっきに酸化するでしょう。
お礼
nozomi500さん、どうもありがとうございました。今後の勉強へ大いに参考になりました。あと空気中で加熱したらいっきに酸化するとのことですが、それならば真空中で加熱するのがよいということでしょうか?アルミの精製は電気分解以外に方法がないのか等調べてみます。
>アルミ缶断片 プラスチック塗料などを除去しましたか?。 >電気炉の 雰囲気は中性ですか?酸性ですか? 私が依然やったときには.「蓋を開けたとたん火を吹いて燃えた」ので.以後危ないからやめています。
お礼
edogawaranpoさん、こんなに早いご返答どうもありがとうございます。助かりました。私はプラスチック塗料などは除去しませんでした。また私は理解していませんが、電気炉は大気以外の気体で充満されていたわけではありませんでした。この場合雰囲気は酸性でしょうか?馬鹿な返答で大変申し訳ありません。どうか教えてください、おねがいします。
お礼
edogawaranpoさん、どうもありがとうございました。非常に参考になりました。実際はアルミ缶を工場で大きな一塊にするということは読んだ事はあるのですが、そういう意味があったのですか。