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炉の温度データ分析による関係性と熱容量の計算方法
- 炉の温度による加熱電力と昇温速度の関係を分析しました。設定温度による加熱電力は比例し、昇温速度は半比例の関係があります。
- 設定温度の増加に伴い、加熱電力は増加する一方、昇温速度は減少します。
- 炉の熱容量を計算するためには、炉の材料の比熱や重量などを知る必要があります。また、加えた熱量による温度の変化を利用して熱容量を算出することも可能です。
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回答4です >炉の中にサヤという容器に原料を投入させて、 このサヤの事を業界用語で匣鉢(こうばち)と呼びます https://www.willpo.co/product/sayakoubachi.html 業界人なら他の言い回しに替えずに問答無用に匣鉢って呼ぶんだけど? 他業界からの転職組? それと貴殿の立場は? 炉のユーザー企業の生産技術? それとも 機械メーカで炉を納入する側? 時々有るんだけど 炉を作った事のないコンベアメーカとかが見様見真似でRHK作ってる 200℃以下の低温RHKならそれほど心配したもんでもないけど 500℃以上の高温RHKは熱膨張の影響ですぐに壊れる そうは言ってもたった100℃くらいでも炉内コンベアのベアリングは壊れる 築炉メーカの親方が新入社員をどやし付けてるのにはよく出くわす 長い前置きでしたが >今の状況で炉に供給されたエネルギを知れば後に >原料が受けるエネルギを計算できると考えて 炉に供給するエネルギは昇温完了した時点での平均電力以外には計測できません 昇温途中の電力は計測したとしても意味の無いデータに過ぎません バラツキはハンパ無くデカイ <200%くらい普通にある なので 空で昇温完了して炉温調器のPIDパラメータも確定出来て 炉温度が安定してハンチングしない事が確認できたなら 少量のワークを投入して温度変化とヒータ電力増加を確認して (外乱応答) https://www.rkcinst.co.jp/technical_commentary/14294/ 少量とは言え20%~30%くらいのワークを投入してみる 恐らく10%以下の極小ワークでは温度もヒータ電力も変化しないであろう そして、50%ワーク、75%ワーク、100%ワーク 負荷を増やしてハンチングが大きくなったらまたPID設定やり直し 少量負荷でも大量負荷でも安定したPID定数を見つけるのに大変な時間が掛かる 或いは少量負荷のPIDと大量負荷のPIDを変えるかですが 変えるなら変える根拠を探すのがまた大変な労力
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- lumiheart
- ベストアンサー率47% (1141/2405)
前回に書いたけど https://okwave.jp/qa/q10015539.html 空の鍋の熱容量を正確に計測したとしても自己満足以上の成果は無い ありていに申せば無用の長物に過ぎない邪魔なデータ 再度確認するけど 本件の炉体構造は https://okwave.jp/qa/q10016410.html RHKに似た構造でしょうか? 電気ヒータとワークの間は空気ですか? それとも 金型に内臓された電気ヒータでワークと金型は直接接触してますか? https://www.nippon-heater.co.jp/products/metal/alc/ ヒータとワークが熱伝導率の高い金属で接触してるならともかくとして ヒータとワークの間に空気層が有ると熱伝導率はとてつもなく悪い https://www.nippon-heater.co.jp/faq/182/ ヒータはただ単に炉体の断熱材を温めるてるだけ、ワークは温めてない そんな状態の炉体の熱容量を計測したとしても意味は無い そもそも炉の温調器に「熱容量」パラメータは無い https://www.fa.omron.co.jp/products/category/control-components/temperature-controllers/ なのでそんな計測は徒労に過ぎない そんな事よりも重要な事は ワークの実温度 炉内温度計は炉体の断熱材の温度、もしくは炉内の空気の温度しか測ってない ワークの実温度は通常運転では計測不能 ワークに熱電対をくっつけて炉の入口から流してデータロガで記録するか プロファイラ計測器 http://www.showa-trading.co.jp/02-f-ondo-profai.html こんなヤツを買うか
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ご返事ありがとうございます。 いつもお世話になっております。 炉はRHKです、 炉の中にサヤという容器に原料を投入させて、 酸素雰囲気で酸化反応させる予定ですが、 今は何も入れなくて単に加熱だけしています、 今の状況で炉に供給されたエネルギを知れば後に 原料が受けるエネルギを計算できると考えて こんな作業しています、 もちろん難しくて複雑な処理、計算が必要ですが、 エンジニアなら自分に知識が足りなくてもこんな計算が 必要だと考えますが、 私の計画よりもっといいご意見があったらお教授いただきませんか? 私はまだ経験が低くて色んなエンジニア先輩たちのご意見が必要なので(今の会社ではこんなご意見をもらう先輩たちがいないです。)ぜひよろしくお願いいたします。
- ohkawa3
- ベストアンサー率59% (1508/2538)
>もっと詳しくご説明・・・・・・・・・・・・ 下図のようなエクセルシートを作ります。 「キモ」は、設定したモデルに従い、電力の測定値に基づいた温度の値を計算する式(理論式)を立てることです。 温度上昇の値を計算するための熱抵抗の値、熱容量の値に対する初期値(セルC2、C3)には、まずは貴殿が想定する値を入力してください。(通常は、想定する値がずれていても問題ありません。) 電力の測定値、温度の測定値は、実測したデータを入力してください。 ここまで準備が整った段階で「ソルバー」を起動して、次のように設定して、 ・目的セル(T)をE19(差の二乗の合計) ・目標値を最小値 ・変数セルをC2,C3(モデルの熱抵抗の値及び熱容量の値) [解決(S)]ボタンをクリックしてソルバーを実行してください。 モデルを使って温度を計算する式が合理的であって、入力したデータに矛盾がなければ、これだけで想定したモデルに対する「熱抵抗の値」と「熱容量」の値を計算できます。 これ以上の説明が必要であれば、コンサルタント契約(有料)を結んでくださるようにお願いします。
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ohkawa3様いつもお世話になっております。 ご返事ありがとうございます。 もらったご返事にようにしてみます。 教えていただいたご内容でして結果をもう一度投稿いたします。よろしくお願いいたします。 ありがとうございます。
- ohkawa3
- ベストアンサー率59% (1508/2538)
電気入力(kW)と炉内温度(℃)が可観測なパラーメータの場合、下図のように、炉を熱容量と熱抵抗とのモデルで表して、熱容量と熱抵抗を未知数として数値計算で求めることはそんなに難しくありません。 私の場合は、エクセルに「ソルバー」をアドイン(インストール)して、最小二乗法の計算をセルに入力して、ソルバーを実行して残差を最小にするようにして未知数を求めています。 最も単純化したモデルの場合、熱容量及び熱抵抗は温度に依存しない「線形」で表わせばいいと思いますが、もう少々高度のモデルとして、熱容量及び熱抵抗が温度に依存する「非線形」として扱うことも可能です。非線形として扱う場合は、解析に入力するデータに、相当の温度範囲が含まれていることが必要です。 炉材の代表として、断熱レンガの熱伝導率・比熱について次のURLを参照すると、どの程度の非線形性があるかある程度把握できると思います。 https://www.future-engineer.jp/post_221/
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いつもお世話になっております。 ご返信ありがとうございますが、私はエクセルでソルバー ような機能したことがありませんが、 失礼しますがもっと詳しくご説明お願いしてもいいですか?よろしくお願いいたします。
- hahaha8635
- ベストアンサー率22% (800/3610)
>>炉の1℃を上げるために必要な熱量を知るため ここが間違ってる その炉の性能をとりたいのであれば 前回書いたように 電気量と炉の温度を エクセルに分散図として作り 近似曲線を求め 近似式を出すだけ σも取りばらつきもわかれば 式から導き出された 答えの信頼度もわかる https://hitorimarketing.net/tools/correlation-analysis.html
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ご返事ありがとうございます。 エクセルで趨勢線を確認することは基本だと学んだので、 毎回こんなに確認していますが、バラツキも多くて、 なんか解答を探せません、 ご返事ありがとうございます。
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ご返事ありがとうございます。 私はこんな焼成炉関する経験はありません、この焼結とか焼成関する会社が私には初めてななので色んなことを勉強しながら仕事に適用させていますが、やはり一人では難しいです。 私は技術開発部の人ですが、私の上には上司がいないから自分で解決しなきゃならないし、今まで他の業界で技術開発した経験で対応しています。 ご回答もらったご内容は明日に確認してもっと考えてみます皆様にありがとうございます。