- ベストアンサー
神魯伎と、神魯美の字の中に何故「魯」
神社の拝殿に書かれた祝詞を読んでいたら、 神魯伎と、神魯美に「魯」の字が使われていますが、 何故でしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
祝詞はいわゆる万葉仮名で書かれていると思いますが、あれは漢字の意味ではなく音を表すものですので、「魯」の字に「おろか」の意味がある事などは関係なく、音のみ記してあると思われます。 漢字の字義にあまり意味はないのかもしれません。 万葉集では甲類の「ろ」の音は路、漏の字をもって表すのですが、日本書紀歌謡ではそれ以外に「魯」の字を使うこともあったそうです。 また大祓の祝詞には「神漏岐神漏美」と言う表記がありますので、同じ音に違う漢字を当てているという事ではないでしょうか。
お礼
ありがとうございました。 やはり、音なんですね。 神道においては、意味を持たせてあるものが 多くあるので、何か有ると思いましたが、 調べても出てこないのであきらめます。 倭文(しず)織りが、中国の魯につながっていそうなので調べていたのです。 それに、イザナギとイザナミもつながっていそうで、どうも、日本の神話が創られた元始に、この「魯」がキーになっていそうだったのですが・・・