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榮甚繍衣之の読み方と出典を教えて下さい
◇習字の練習課題に、次の漢詩の一部が出ていますが、読み方と出典が分りません。残念ながら近辺に分る方がいなく、インターネットで、 調べようと試みましたがヒットしません。ご存知の賢者のお知恵を拝借させて下さい。 榮甚繍衣之
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回答がつきませんね。 検索でヒットしないということは、字に間違いがあるか、よほどマイナーな詩かどちらかでしょう。 私も個人的に持っているデータベースで調べましたが、ヒットしませんでした。 「絶対にこんな漢詩はない」とは言えませんが、書かれている漢字の羅列を見る限り、詩の一節として意味をなしているとは思えません。 何か字が間違っていませんか? 以下、解釈してみるに。 栄=さかえる、はえる、はなやかさ 甚=はなはだ 繍=刺繍 衣=衣服 之=これ、ゆく、格助詞の「の」、動詞の下につく助字 漢詩(漢文)だと、訓読ができるはずですが、動詞になるものが「栄」しかなさそうです。 しかし、次に「はなはだ」という副詞があるので、その次の語が名詞以外のものになるはずです。 「繍衣(=刺繍を施した衣服)」と読むと名詞になってしまうのでNG。なんとか「繍」を動詞として読んで、「衣に繍す(ぬいとりす)」と読めないことはないでしょうけれど、「はなはだ衣にぬいとりす」というのも語呂が悪いというか、なんというか。 さらに文末に「之」があるということは、「これ」と読むにしろ、訓読しない助字とするにしろ、その上の字がが動詞でないと読めません。 「之」のすぐ上の字は「衣」で名詞ですし、その上の「繍」を動詞と取ってしまうと、無理矢理にでも「衣」を動詞と読むことは不可能なのではと思います。 もしかすると「之」は格助詞の「の」であって、これに続く語が何かあるのかもしれません。すると、「はなはだ衣の○○をぬいとりす」と読めなくもない。 と、こう解釈していっても、最後に文頭の「栄」をどう読むかが問題になります。 私は専門家ではないので何か間違っているのかも知れませんが、どうも漢文として成り立っていないように思えます。 叩き台として解釈をしましたので、こちらに幾人もいらっしゃる漢文の専門家の回答をお待ちください。
お礼
Samantabha様 ご教示有難う存じました。他の方の情報がないようなので解決済みにさせて頂きます。 厚く御礼を申し上げます。 umiyamadai
補足
Samantabha様 御解説有難う存じました。私には難しすぎて理解できませんが、仰せのとおりもう少し待ってみます。 文字は投稿した通り書かれています。 umiyamadai