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without fail 「確かに、間違いなく」
without fail(確かに、間違いなく) は、なぜ without failure と言わず、without fail という言い方をするのですか?
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私の答えでなく、受け売りですが、英語のサイトでこのような答がありました。 Failure is the usual noun form; fail in modern English is almost always a verb, except for a very specific meaning having to do with stockbrokers. The usage of fail as a noun to mean failure is obsolete, but survives in the expression without fail. Saying without failure would not be natural because without fail is a set expression. failureは通常名詞であり、現代の英語でfailはほとんどつねに動詞、例外としては株のブローカーがらみのとても特別な意味があるのみ。failureを意味する名詞としてのfailの使い方は時代遅れですが、without failという表現で残っています。without failure というのは自然ではありません。というのもwithout failという定型の表現があるからです。 私もこの考えを支持しますので、海外の文法の質問の答をそのままご紹介し、訳をつけました。 以上、ご参考になればと思います。
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- wind-sky-wind
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動詞を名詞形にする場合に, 動詞と同形のもの,-ment など,接尾辞をつけるもの,-ing 動名詞形を名詞として使うもの があります。 failure は派生語的で,接尾辞がついているようなものです。 動詞と同形の名詞形がいくつもあるのは,もともと,原形不定詞(動詞の原形)というのは 動詞の名詞形であったからです。 to +原形(to 不定詞,俗に日本では不定詞と呼んでいます)というのは 前置詞 to +名詞としての原形でした。 今でも,副詞的用法とか,結果の用法では to 原形と,to 名詞は似ています。 しかし,名詞的用法となると,to は単なる指標としないとつじつまがありません。 go to work というと,「仕事をしに行く」というより, 「職場に行く」で work は名詞,ということになりますが, 本来,この work は原形不定詞で,名詞として使っていました。 without fail も,(単語自体,時代とともに変わっていますが) こういう,名詞としての原形不定詞で使っていた名残だと考えられます。
お礼
回答ありがとうございました。歴史的な経緯が絡んでいることが分かり参考になりました。
- shingo5k
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without fail と without failure は意味が違います 1) 例えば、カメラの修理を頼んところ、直ったように見えたが、やっぱり 完全に直ったわけではなかったとします。 つまり修理に失敗した(欠点が残った)わけです。 そのような時に、「今度は欠点が残らないようにしっかり直して」ねと 言うなら Please repair this without failure this time. と言います。 100%の完成度を求めています。 2) いつも宿題をやってこない生徒に、今回はちゃんとやって来いと言うなら Submit your assignment without fail. と言います。 やることを100%求めますが、必ずしも100%の正解を求めているわけ ではありません。
お礼
回答ありがとうございました。なるほど、大変分かりやすい解説で参考になりました。
お礼
回答ありがとうございました。なるほど、サイトの解説は良く分かりました。