「善処します」

質問

参考書ふうの正直な和訳をお願いします。

This is also the case in an example that occurred during negotiations between the USA and Japan in 1970. The Japanese Premier replies to American concerns on textile exports by saying zensho shimasu ('I'll handle it as well as I can'). This is understood by the US President as a literal promise to sort out a problem (i.e. it obeys the US-cultural quality and relevance maxims), whereas the Japanese phrase is really a polite formula for ending the conversation (i.e. it obeys the Japanese-cultural maxim of politeness). This clearly shows, as Baker notes, that translators need to be fully aware of the different co-operative principles in operation in the respective languages and cultures.
* by Jeremy Munday

回答No.1

tatata-0000 · ベストアンサー

このことは、1970年にアメリカと日本の間で行われた交渉の中で起こった例においても当てはまります。
日本の首相は、繊維輸出に関して、アメリカの当局者に対し、「善処します」という言葉で返答しました。
（「善処します」は、私はそのことに対して最大限の取り扱いをします、という意味。）
この言葉は、アメリカの大統領によって、問題を改善するための文字通りの約束であると理解されました。
（すなわち、これは、アメリカの文化的特色と解釈な行動規範に従っています。）
しかし、この日本語の表現は、実際は、対話を終えるに当たっての儀礼的な決まり文句であったのです。
（すなわち、これは、日本語の儀礼に関する文化的行動規範に従っています。）
この例は、ベイカー氏が指摘しているように、翻訳者はその翻訳という作業において、それぞれの言語と文化によって共同作業における原理原則が異なっていることを十分に理解することが必要である、ということを明白に示しています。

お礼

ありがとうございます。