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解離的な表現
作者の精神状態が解離的であったり、解離をテーマとした映画や小説等をご存知でしたら教えてください。 よろしくお願いします。
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中島敦さんの『山月記』を推します。 他には、荘子の説話ですが『胡蝶の夢』とか…。 ともに高校の現国や漢文などの教材になっていて、あまりにも有名で紹介するまでもないと思いましたが、個人的に外せません。 それと、漫画ですが、永井豪さんの『デビルマン』や三浦建太郎さんの『ベルセルク』も主人公の意識が人から人外へと飛びますね。 ともに、最愛の人を守るために、自分を貫くために、人ならざるものへと化してしまう主人公の葛藤が描かれています。 最後に映画です。 既出のご回答と被りますが、私もヒッチコックの『サイコ』を推します。 それと、『ブラック・スワン』(2010・米)です。 どれもウィキペディアにあらすじが載っていますが、リンクは控えました。 好き嫌いはあると思いますが、もしもご存知でなければ、『デビルマン』と『ブラック・スワン』に関しては、直に作品を手に取って見て欲しいと思います。 ともに、作り手のトリックに嵌ってしまい、何が現実で何が幻想(妄想)なのか、時間や空間、そして意識の連続性の危うさ、記憶の曖昧さ、意識と意識が交錯するさまなど、受け手側にも混乱を与える感覚がまさに解離的です。
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- shin01824
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解離にも色々とあるのでどれをお求めかはわからないですけど…いくつかあげておきますね。 サイコ(1960) ファイトクラブ(1999) パンズ・ラビリンス(2006) 姑獲鳥の夏(2005) こんなとこですかね。この辺は主に多重人格に近い題材です。 この中ではパンズ・ラビリンスは少し毛色が違いますが…結構エグい表現も多いので視聴されるならお覚悟をw
お礼
解離的な題材となると多重人格等の見た目に解りやすいものになるのかも知れませんね。実際にあった猟奇殺人が元になり多重人格=サイコに繋がってしまうのもなんだか違和感があります。 パンズラビリンス以外はまだ観たことがありませんでした。 回答ありがとうございました、参考になります。
- rikuriku111
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まだ見たことないです
お礼
回答ありがとうございます。 そうですか、残念。映画ヴィタールの描写が近いかと思いました。
お礼
私は文芸に疎いのでとても参考になります。純文学などは作者の現実からの解離を感じることが多々あるように思います。 漫画などは劇的に描かれているようで、解離というより複数のキャラクターに近いように感じました。 ブラックスワン観ました。高みを目指す中での葛藤を人格として描きだしているように思いました。面白いですね。才能を持つ人間の解離的表現が描かれている話はすきです。 回答ありがとうございました。
補足
回答をいただいた皆様、ありがとうございました。