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開放維管束の開放の意味について

木部と師部の間に形成層が形成されるものを 開放維管束と言いますが 何がどのように開放されていると とらえるとよいでしょうか?

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  • suiran2
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回答No.1

開放維管束は,文字通り閉鎖維管束の逆です。閉鎖維管束は,竹のように形成層がありませんから肥大成長することはありません。枯れるまで幹の太さはそのままです。これを閉鎖と表現します。一方開放維管束は,形成層がありますから年々肥大成長します。これを開放と表現しているわけです。 ややこしいのですが,草本は一般的に肥大成長しませんし,木本は肥大成長します。ですから草本は閉鎖維管束だと思いがちですが,単子葉草本は閉鎖維管束で肥大成長しませんが,双子葉草本は開放維管束で肥大成長するものがあります。例えば筑波科学万博にトマトが展示されていたようです。妻が見学してきまして,第一声が「トマトは木なんですね。」でした。トマトは,木本ではありませんが,温室栽培しますと枯れませんから,形成層があって開放維管束ですから肥大成長しまして大木のようになります。

scientific-mind
質問者

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とてもよくわかりました。 ありがとうございます !

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