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文章の意味を教えて下さい。
斎藤緑雨の次の文章の意味を教えて下さい。 「普通の解説に従へば、縁はむすぶの神業に帰すと雖も、これとても都々逸以外に存立す可くもあらず。おもふに結婚は、一種の冒険事業なり、識らぬ二人を相擁かしめて、これに生涯の徳操を強ふるなり。」
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noname#194156
回答No.3
以下は私の解釈です。 “縁結びは神様のしわざと俗に言うけれど、こんなのは都都逸で歌われているだけで現実には有り得ない。思うに結婚は、そんなロマンチックなものではなくて、ある意味、博打と同じだ。互いのことを何も知らない二人を引き合わせ抱擁させて、既成事実を作っておいては、生涯清く正しく添い遂げよと誓わせる。そんなシステムにまんまと乗せられてしまうのが落ちだ。” 結婚は縁だと言いつつも、当時は相手のことをよく知らないまま、親や知人の薦めで見合いから結ばれるカップルが多かったので、「うかつに結婚という契約を結ぶものではないよ」と作者は言いたかったのではないかと思います。
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noname#194996
回答No.4
結婚という社会制度のあやうさを指摘しているのでしょう。最近の婚外子の認定にも繋がる面白い思想ですね。
- nobu1717
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回答No.2
#1ですが、 二人に徳操を強いるだとちょっとニュアンス違うのかな?
- nobu1717
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回答No.1
運命の人とかよくいうけど、そんなん都々逸の詩でしかしらねーよ。フィクションだよフィクション。 結婚なんて知らない他人同士が手をくんで、ルールからはみ出さずに生涯を乗りきれるかギャンブルだよ、チャレンジだよ。 みたいな意味に思いましたが(笑)