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了解しましたは失礼?
了解しましたは失礼か?と言う質問をさせていただきました。 ご回答下さった方ありがとうございました。 色々と調べていたら、「承知いたしました」も敬語としては間違いだと下記にかかれていました。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1219186892 わたしには難しくてもうよくわからないのですが(^_^;) 皆様のお知恵をもう一度借りたいのですが、 「理解し、納得した」事を、最上級の敬語で表現するとしたら、どのような言い方をしたら良いでしょうか?
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1. 「承知いたしました」は謙譲語Iです。 謙譲語Iとは、「相手、または第三者に向かう行為や物事について、自分側の行為をへりくだって表現するものです。 自らの行為を謙ることによって相手・第三者に敬意を表明するのが目的ですので、謙譲語I=敬語です。 この場合、「自分側の行為=承知する」です。 あなた(相手)の言ったことについて「承知する」という行為をします、という構図。 なので、自分の言ったことについて「承知する」と言うと間違いになります。(相手、または第三者に向かっていないため) また、挙げておられるサイトで間違いと言っているのは、「社長が承知しました」のように他人の行為として謙譲語Iを使うのは間違い、という意味です。(自分の行為でないため) ただ、敬語ではあるのですが、「承知する」は、「依頼・要求などを聞き入れること」なので、「言った内容自体を理解する」という要素は少ないでしょう。 社内の上下関係などで、一方的に相手の言うことを聞かざるを得ないような場合に適した表現でしょう。 そのような状況であれば「承知いたしました」で良いと思います。 ただ、一応、「あなたの言うことは理解しました」という意味にもなるわけですが、その内容に直接触れるニュアンスにはなりません。 似た表現で「承りました」がありますが、これは「拝聴する」というニュアンスであり、「理解する」という内容からは遠ざかる表現と思います。 2. 「理解し、納得した」という要素が必要な場合には、「了解いたしました」で十分敬語になります。 「いたす(致す)」は、謙譲語IIと呼ばれるもので丁重語という別名もあります。 代表的な謙譲語II(丁重語)として、「参る・申す・おる」などがあります。 謙譲語Iが「自分側の行為」に関して使うものであるのに対し、謙譲語IIは「自分側の行為に関して、話す相手に対し丁重な表現をする」ものです。 「自分側」のように表現しているのは、「身内・仲間内」なども含めるからです。 違いのポイントは「相手、または第三者に向かう行為・物事でなくても良い」という点。 たとえば、目上の人に対して、「明日から、海外へ参ります」などと言う場合。 「参る(行く)」という行為は自分だけのものであり、相手に向かう行為ではありませんが、「行く」という行為を相手に丁重に述べるために謙譲語IIを使います。 また、「先生、バスが参りました」のように、自分以外のものの行為についても使うことができます。 バスに敬意を示す必要はないのですが、話す相手が敬意を払うべき人物なので謙譲語IIを使うわけです。 このように、謙譲語IIというのは、相手に対して丁重な表現をするという用法の敬語表現になります。 「了解しました」は敬語にはなりません。 3. いずれにせよ、シチュエーション次第で使い分ける形になるかと思います。 たとえば、社長から、 「今、わたしの言ったことを全て覚えておいてくださいよ」と言われた場合。 畏まってただ聞いておくだけで良いのなら「承知いたしました」でよいと思います。 ただ、「その内容について、本当にわかっていますか?」という確認のニュアンスが込められている場合には、「了解いたしました」のほうが適切でしょう。 そのニュアンスがあるにも拘わらず「承知いたしました」と言ってしまうと、おざなりの返答だと評価されかねません。 これは、「覚えておいてください」という要求は聞き入れました、という意味の返答であり、 「その内容について、本当に覚えているかどうか」という疑問には答えていないことになるからです。 具体的な状況が不明ですのでどちらとも言えませんが、適宜使い分けをなさると良いでしょう。 気が向かれましたら下記サイトもご参考になさってみてください。 こちらを読まれると、敬語に関して大体のことはわかるようになると思います。 「敬語の指針」 http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/pdf/keigo_tousin.pdf
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- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
#3です。 かなり堅苦しい表現になりますが、「肝に銘じておきます」といった表現もあります。 http://dic.yahoo.co.jp/detail?p=%E8%82%9D%E3%81%AB%E9%8A%98%E3%81%9A%E3%82%8B&stype=1&dtype=0
- miwa-sadao
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??? 何勘違いしてるんですか?質問に添付されてるベストアンサーも「承知いたしました」は敬語だといってますよ。 その上で、分類は尊敬でなく謙譲だと言ってるだけです もし、「承知いたしました」と返事された上司が「???」な顔したとしたら、推測ですが「おいおい、江戸時代じゃ無いんだから、そこまでかしこまらなくていいよ」という意味かもしれませんよ。
- 中村 拓男(@tknakamuri)
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「承知いたしました」は謙譲語という点では問題ありませんが、 「引き受ける」という意味で使うのは微妙。 「納得した」という意味では問題なし。 「引き受ける」なら「承りました」でしょう。 意味合いを間違えると尊大な印象を与えるかも。 「了解しました」は謙譲語でもなく、特に敬意はないので サークルの先輩相手程度ならよいのでは?