#1です。
璇璣は、丸い玉と角張った玉の意味から、古代での天体の運行を観測する器具を指すようです。
わが国での元々の表記法(本来は縦書き)は次のようになります。
横の上方と下方は同文で、しかも縦の左右とも上下の順逆とも同じです。そして左方の<と>から始めて時計回りでも、逆時計回りでも同じに読める、そして中央に解き文を入れるとまるで大きな「回」の文字を描く様で──この実にシンメトリカルな視覚的構図こそ回文の魅力をなすものでしょう。
「回し手紙(循廻章)」などとも呼ばれ、江戸期の引き札(広告文)などにも用いられています。
た し さ と の た か む ら ゆ
た き
く 疾くたたじ里の竹 し
<と> 村雪白し消ゆらん ろ
く 方の戸ざし敲くと し
た き
た し さ と の た か む ら ゆ
お礼
何度も回答くださりありがとうございます。 璇璣は、古代での天体の運行を観測する器具なんですか! 表記するとまた一段と美しい~。 昔の人は、遊びにもなんとも凝ったことしてたんですね。 この表記を見ると、なるほど、回文というにふさわしいと思えます。 私も回文作ってみたいと思いましたが、出来ませんでした~。 こんな文が作れる人の頭の中ってどうなっちゃってるんでしょうかー! 本当にありがとうございます!