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お百度参りについて
鶴屋南北の作品に通称「お染の七役」がありますが、そのト書きのなかに「いずれもお百度のさしを持ち、百度をあげる事」とありますが、この「さし」と「百度を上げる事」の具体的な事柄のわかる方、ぜひお教えください。
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百日続けてお参りする、百日参り(百日詣で)があります。 これを短期化したのがお百度参りです。 一日に続けて百回お参りするのですが、回数を数えるのに お賽銭百枚を用意して、一枚ずつ上げることで勘定しました。 多数の一文銭の穴を紐で通して、まとめたものを「さし」という ので、百度のさしとはそれでしょう。 百度をあげるとは、確かに百度お参り済ませましたという ことでしょう。 本来はお参りするたびに、お賽銭をあげるものですが、 のちに先の答えのように、こよりだけ百本用意することも あったようです。 小さな棒や近年はマッチ棒などいろいろ使われたようです。 お賽銭は一度ですませたのでしょうか。 添付 URL にも面白い情報があります。
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- suicyo
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回答No.1
お百度参りの際に、回数を間違えないために縄や紙縒り(こより)を100本束ねたものを使用することがあります。これを百度緡(さし)と言うようです。