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mosfetの安全動作領域について

mosfetのスペックについて分からないことがあります。 スイッチをmosfetを使ってつくりたいと考えているのですが、安全動作領域で分からないことがあります。使おうとしているmosfetは型番2SK3628で定格230V20Aとなっています。mosfetには200V、8A程度に耐えられれば良いのでこの型番にしようと考えたのですが、安全動作領域をみるとドレインソース間電圧が200Vでは、ドレイン電流は1Aも流せないようになっています。このスペックはどういう風に理解すれば良いのでしょうか。 初歩的な質問で申し訳ありませんが、ご回答のほどよろしくお願いします。

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  • xpopo
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回答No.1

今晩は。 >安全動作領域をみるとドレインソース間電圧が200Vでは、ドレイン電流は1Aも流せないようになっています。このスペックはどういう風に理解すれば良いのでしょうか。 回答>>これはスイッチ動作ではない場合に相当します。mosfetがON状態になるようなゲート電圧、たとえば10Vがゲート-ソース間に加えられている時にドレイン電圧が強制的にソースに対して200V加えられた場合にはドレイン電流はDCで最大1Aまで流せますよという意味です。ドレイン電流が1A流れている状態ではこのmosfetの電力損失PDは200V×1A=200Wにもなってしまいます。2SK3628の電力損失の許容最大値は100Wですのでドレイン電流はドレイン-ソース間電圧が200Vに固定されてる場合は0.5Aまでしか流せません。  しかしスイッチ動作で使われる場合はドレイン電圧はON時には ドレイン電流ID×ON抵抗 分の電圧にしかなりません。ON抵抗の最大値は85mΩですのでドレイン電流が1Aの時にはドレイン電圧は85mVにしかなりませんので電力損失も85mV×1A=85mWと非常に小さく問題になりません。

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