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ホーローマグの文化
琺瑯のマグカップって可愛くて好きなので使われだした時代背景や地域等のカルチャーが知りたくなりました。 テーブルコーディネイトをする上でも「どこ」の「いつ」の文化かは頭に入れておきたいと思いまして。 ご回答よろしくお願いします。
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日本琺瑯工業会 http://www.horo.or.jp/ に「ほうろうの歴史」というそのものズバリの項目があります。 トップページからAbout HORO→「ほうろうのなれそめ」の下ですね。 以下そこから抜粋します。詳しい内容はそちらを参照下さい。 『 ケルン市立博物館刊行の「ほうろうカタログ」によると、ほうろう掛けされた最初の金属は、「金」及び「金と銀の合金」、稀に「銀」で、その後になって「ブロンズ」、「真鍮」や「鉄」も使われたようです。同書によると、現存するほうろう加工の最も古い品は、エーゲ海のミコノス島の発掘品で、紀元前1425年頃と推定されています。これは金の表面の凹みに青色のほうろうが充填されたもので、原材料の青色ガラスは、ミケーネ文明を代表する品です。 こうしてミコノス島で発見された技術は、以後東はキプロス島、西はギリシャ本土へと二手に分かれて中東から遠く中国へ、片方はフランス、ドイツへと広がったと推定されています。』 との事です。 お時間があれば以下のものなども訳されるとより知識増加に役立つかと思います。 英文琺瑯の歴史(主に琺瑯美術史ですね。専門用語が多いですがどの美術館で見る事が出来る等書いてあります。) http://www.vea.org.uk/history-of-vitreousenamel 以上質問者様の参考になれば幸いです。
お礼
紀元前1425年頃ですか・・・ 想像を遥かに超えた歴史でした。 ミケーネ文明・・・ イメージも湧きません。 しかし「ミコノス島」イイ感じですね。 検索してみました。 琺瑯食器にぴったりの雰囲気! 質問にぴったりのサイトを紹介していただき参考になりました。