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配電の3相4線式の中性線の意味
変圧器でY結線されて、3相4線式で負荷まで運ばれて、負荷側でもY結線されているような配線になっているとします。 これって中性線なくてもY結線の真ん中で接地しちゃうわけにはいかないんですか? 負荷が平衡していたらVn=0ですよね? いちいち、電圧がほとんどかからないような中性線を敷く意味がわからないです。
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- ricardo_
- ベストアンサー率19% (14/72)
負荷が平衡している事が保証されているなら、中性線の配線は不要です。 しかし実際には経年変化や事故で平衡がくずれる事も有るでしょう。 平衡している事は保証できないでしょう。 平衡していない時に中性線電流を大地に流してはいけません。 単相3線式を考えて下さい。負荷を平衡に近づけて中性線になるべく電流を流さないようにすると中性線の損失が減ります。 3相4線式の中性線には電流を流さないように努力はするけれど、完全な平衡は保証出来ないから中性線は必要です。
- EleMech
- ベストアンサー率52% (393/748)
>これって中性線なくてもY結線の真ん中で接地しちゃうわけにはいかないんですか? 駄目です。 変圧器2次側に施されるB種接地工事以外の場所で、電路自体に接地を行う事は違法になります。 (電気設備の技術基準の解釈 第13条) 電路は、次の部分に掲げる部分を除き大地から絶縁すること。 一 この解釈の規定により接地工事を施す場合の接地点 >いちいち、電圧がほとんどかからないような中性線を敷く意味がわからないです。 この三相4線式は、単相100Vの3回線なのではないでしょうか? そうであるならば、接地側電線として中性線があるので、必ず必要となります。 なぜなら、中性線を省略し負荷側の中性点で接地した場合には、電流は地中を通り変圧器に帰っていく事になるからです。 つまり、土中抵抗を通過するので電圧降下が起こりますし、埋設管の電食を起こす事にもなるのです。 電流経路に電線を使用するのは、基本中の基本です。