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ヒュポスタシスとペルソナ

キリスト教神学だと、ペルソナ(persona)というラテン語に対応するギリシア語がヒュポスタシス(υπόστασις)だとされています。 しかし、「ペルソナ」(persona)というラテン語は「プロソポン」(πρόσωπον)というギリシア語の訳語ですから、ヒュポスタシスとは対応しないはずです。 すると、ヒュポスタシスのラテン語訳は何なのでしょうか? あるいは、ラテン語訳は存在しないのでしょうか。

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  • Nakay702
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回答No.2

「補足」と「お礼」への書き込みをありがとうございました。 補足 >少しギリシア語について調べたのですが、ヒュポスタシスのヒュポ(hypo)という接頭辞が「下」を意味するそうですね。 >ということは、スブスタンティアのスブ(sub)と対応するので、スブスタンティアがヒュポスタシスの訳語といえるかもしれません。 ⇒おっしゃるとおりだと思います。 お礼 >回答ありがとうございます。 > 「スブスタンティア」( substantia ) 実はその可能性は考えたのです。 しかし、スブスタンティアとエッセンティアは、元々ウーシア(οὐσία)という一つのギリシア語であったと聞きましたが、どうなんでしょうか? >ウーシア→エッセンティア >ヒュポスタシス→スブスタンティア >という対応関係にあるのか、ウーシアから二つのラテン語が派生し、ヒュポスタシスが孤立しているかのどちらかだと思うのですが。 ⇒私は、前者だと思います。 ウーシア(οὐσία)は、繋辞動詞(είμι)と関連する語のようですが、ラテン語でも、esentia は、繋辞のsum, esse と関連する一方、substantia は、存在動詞sto, stareから合成・派生した語であると考えられますね。 以上、再伸まで。

selfless
質問者

お礼

再び回答ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • Nakay702
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回答No.1

> ヒュポスタシスのラテン語訳は何なのでしょうか? あるいは、ラテン語訳は存在しないのでしょうか。 ⇒ヒュポスタシス(υπόστασις)に当たるラテン語? よく分かりませんが、もしかして「スブスタンティア」( substantia )ではないでしょうか。

selfless
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 > 「スブスタンティア」( substantia ) 実はその可能性は考えたのです。 しかし、スブスタンティアとエッセンティアは、元々ウーシア(οὐσία)という一つのギリシア語であったと聞きましたが、どうなんでしょうか? ウーシア→エッセンティア ヒュポスタシス→スブスタンティア という対応関係にあるのか、ウーシアから二つのラテン語が派生し、ヒュポスタシスが孤立しているかのどちらかだと思うのですが。

selfless
質問者

補足

少しギリシア語について調べたのですが、ヒュポスタシスのヒュポ(hypo)という接頭辞が「下」を意味するそうですね。 ということは、スブスタンティアのスブ(sub)と対応するので、スブスタンティアがヒュポスタシスの訳語といえるかもしれません。

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