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動詞の活用変化の起源
フランス語と古典ギリシャ語を学ぶ学生です。 常々疑問に思っていたのですが、なぜフランス語やギリシャ・ラテン語などの言語は動詞があれだけ多様な活用を示すのでしょうか? 先生に質問しても、ギリシャ語やラテン語がモデルになっている、としか答えてくれず、では根源たるギリシャ語やラテン語がどうしてそうなったか、については答えてくれません。 ご存知の方いらっしゃいましたら御回答宜しくお願いします。 参考文献・資料等紹介して頂けたら大変幸いです。
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- trgovec
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回答No.1
印欧系言語が語尾変化でいろいろな意味の変化を表す言語だからです。 動詞の基本部分(語幹)に人称、時制、法、アスペクト、態を表すものが語尾、時に語頭につきます。 人称として、一人称・二人称・三人称 数として単数・両数・複数 時制として現在・過去・未来(・アオリスト) アスペクトとして未完了・完了 法として直説法・接続法・希求法・命令法 態として能動態・受動態・中間態 更に分詞が形容詞的に使われると、性・数・格に応じて変化します。 おおまかに数え上げてみましたが、どれかが欠けていたり融合していたりすることがあるにしても相当な数になります。 しかし、助動詞を使う方法が発達したり、現代英語のように接続法の用法が少なくなったりして活用変化が少なくなる方向へ向かっているのです。