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人権とは?
人権とは? よろしくお願い致します。 こと、「日本史」に限ってみても、「それは無いよ」というのは、 結構あるんじゃないかと、思いますけどね。
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- hekiyu
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回答No.1
人権というものは、そもそも西欧キリスト教文化圏 が創造したものですから、日本に無かったのは 当然です。 神が己に似せて人間を造った。 だから、正当の理由なく、権力者や議会が、 例え法によっても人間を 迫害してはならない、人間には神によって与えられた 人権があるのだから、というロジックです。 しかし、神を持ち出すと、これは異教徒には 通じません。 それで自然法なる概念を創りだして、人権は自然法 によって与えられたものだ。 自然法は人間が創った法よりも上位にある。 だから、例え法によっても、正当な理由なく人権を 侵害してはならぬ、という訳です。 しかし、人権を持ち出さなくても、人の生命や財産が 重要なのはどこの国でも判っていました。 これを保障しなければ、そもそも人間社会の秩序が 保てません。 日本もその例外ではありません。 平安時代には死刑が無かったし、江戸時代でも 島流し以上の刑を科すときは、将軍の裁可が 必要でした。 厳格な先例主義が行われ、これは現在の判例主義に 繋がるものです。 百姓の承諾が無いと、何も決められない、と嘆いて いる武士の書見が発見されています。 こういう日本で、無理矢理人権概念を導入する必要が あったのか疑問です。 生活保護は人権だ。 つまり、生活保護を受けるのは権利なんだから、国には それを支給する義務がある。 そこには感謝や恥などという概念は出てきません。 かくて恥知らずが増える訳です。
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お礼
hekiyu様、ありがとうございます。 まあ、まず、 >「人権というものは、そもそも西欧キリスト教文化圏 が創造したものですから、日本に無かったのは 当然です。」 >「しかし、人権を持ち出さなくても、人の生命や財産が 重要なのはどこの国でも判っていました。 これを保障しなければ、そもそも人間社会の秩序が 保てません。」 ありがとうございます。「保障」というのが、キーワードですね。 >「神が己に似せて人間を造った。 だから、正当の理由なく、権力者や議会が、 例え法によっても人間を 迫害してはならない、人間には神によって与えられた 人権があるのだから、というロジックです。 しかし、神を持ち出すと、これは異教徒には 通じません。 それで自然法なる概念を創りだして、人権は自然法 によって与えられたものだ。 自然法は人間が創った法よりも上位にある。 だから、例え法によっても、正当な理由なく人権を 侵害してはならぬ、という訳です。」 「自然法」への言及は、ごもっともです。 >「日本もその例外ではありません。 平安時代には死刑が無かったし、江戸時代でも 島流し以上の刑を科すときは、将軍の裁可が 必要でした。 厳格な先例主義が行われ、これは現在の判例主義に 繋がるものです。 百姓の承諾が無いと、何も決められない、と嘆いて いる武士の書見が発見されています。 こういう日本で、無理矢理人権概念を導入する必要が あったのか疑問です。」 なるほど。 経緯からすると「無理矢理」という印象も、あるのかもしれません。 (hekiyu)「それに類するようなものは、ずっと昔からあった。 何故なら、「これを保障しなければ、そもそも人間社会の秩序が 保てません」から」 そのような「保障」が、日本で、いつに見られ始めたのか、 検討しなければならないかもしれません。 >「生活保護は人権だ。 つまり、生活保護を受けるのは権利なんだから、国には それを支給する義務がある。 そこには感謝や恥などという概念は出てきません。 かくて恥知らずが増える訳です。」 これについては、ちょっと違和感があります。 「人権」は「排「他」」的なものではないからです。 「(恥知らず(認定済み、もしくは「確定判決」とか)には、)人権は無い」 と言ってしまっては、根底から崩れてしまいます。 そうですか、平安時代に死刑は無かったのですか。 それは教育刑の立場からは、望ましいと見られるでしょうか。 でも、それのみをもって、 「人権的見地から見て、平安時代は素晴らしかった」とも 言い切れないように思います。