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品数を減らすとどうなるか
- 商品の品数を減らすとどのような影響があるのか疑問に思いました。
- 品数を減らすメリットとして、一括購入の割引や送料の削減、在庫の削減が挙げられます。
- 具体的な例として清涼飲料水の店舗を考え、商品の品数を10品から3品に減らした場合、価格の下げ幅について考えてみました。
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> ・一括購入の割引で購入費を安く抑えられる。 一括購入の割引がきくとすれば、それは小売店のメリットであり、製造側にとってはデメリットになります。当然のことながら、トータルで見た場合にはプラスマイナスゼロになります。 なので、小売店側の視点からのみを考えることにしましょう。 割引がきくほど一括購入する、ということですが、どの程度の割引が効くかは全くわかりません。モノによっても、量によっても、業者との力関係によっても、或いはそれまでの実績によっても違い過ぎるからです。場合によっては、10品目のままの方が(他社製品と競争させることによって)大きな割引を引き出すことができることさえあります(非常にまれですが、例えばトヨタと下請けの関係を考えて見て下さい)。 > ・送料も安くなる。 清涼飲料水などの送料は、基本的には「重さ」です。10品目が3品目になったからといって、荷物の総量が変わらなければ送料は変わらないでしょう。 複数社との取引を行っている場合にも、一度集積倉庫のようなものに集めたうえで各店舗に配送するという方法が一般に用いられていますから、同じことがいえるでしょう。 > ・在庫を抱えないでよくなる。 多くの企業は、在庫の回転数を一定にするように、つまり販売数の一定割合だけ在庫を抱えようとします。このとき、実際の売れ行きよりも少し多めに持つことが多いです。 そのため、品目が多くなればなるほど在庫は多くなり勝ちであり、品目を絞れば絞る程在庫は少なくて済みます。 とはいえ、在庫は常に販売されており、足りなくなったら補充されるという種類のものなので、資産に占める在庫の割合がほんの少し増える、という程度の話でしかなく、自転車操業的な商売でないならほとんど影響らしい影響は見られないでしょう。 それよりは在庫管理が楽になるというほうが影響があるかもしれません。 ということで、清涼飲料水などで考えた場合には、ほとんどメリットらしいメリットはありません(日本ではほとんどの店が多品種を揃えていることを思い出して下さい)。 精々、業者との交渉によって仕入れ値を安くすることができるかもしれない、という話です。 > とある国だと3品しか買えないことに皆、疑問を持たないのですから。 その国ではその3品しかない(一般向けには販売されていない)と認知されているからです。 日本ではほとんど誰も、スーパーに駝鳥やワニの肉が並ばないことに疑問をもたないのと同じです。
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- guess_manager
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3品しか買えないことに疑問を持たないのなら流通と価格が統制されているということですから、政策に従って好きなだけ値上げもしくは値下げすることが可能です。
お礼
ありがとうございます。確かに流通と価格は統制されているでしょうね。政策で自由に価格も決めているでしょう。しかし私の関心は、これで本来はどのくらいプライスダウンができるはずなのか、という話なのです。 これを計算する為には、一括購入の割引が何%くらいで、送料がどれだけ安くなり、在庫を抱えないメリットがいくらくらいなのかを具体的に計算しないとなりません。掛け算は私にも出来ますが、いくらくらい安くなるかという数字については見当がつかないので、質問を上げました。
お礼
ありがとうございます。なるほど、ほとんど変化がないのですか。すると新商品を開発して出費をするのは、製造元ばかりなのですね。