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トラウマによって起こる脳内の物理的な変化と感情隔離について
- トラウマによって脳内ではどのような物理的な変化が起きるのか、またトラウマによって感情が隔離される仕組みについて解説します。
- 左顔が不快感な顔をしている人との関係で、自分を押し殺す人の特徴や左顔が感情的な顔を出すことに気づかない場合の行動について考察します。
- 人とのコミュニケーションで顔の表情に戸惑う経験がある場合、自分の顔を見ているのか気づかないのか分からない場合の理由について考えます。右顔と左顔の表情の違いや感情コントロールについて説明します。
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トラウマとは『恐怖や不安の対象の内、受け入れられないとしてしまった事』の総称です。自分の心が何がしかの理由を付けて受け入れない事にしたものが『トラウマとして固定されたもの』と言えます。 従って、『トラウマによって隔離された感情は脳内ではどういった物理的な事が起きてそういったことがおきるのですか。』 と言う事に付いては、脳内に存在する心は『二つに分かれて機能を始めています。』この二つの機能に付いて少し説明して置きます。 人間は『自我意識』が芽生える前から、生命体として働き始めています。例えて言うなら、始めの活動である細胞分裂という活動ですが、この活動は『自我意識』は関与していませんが『確実に営まれていたはずです、しかもその順番を間違う事無く正確にです。』 又その”働き”は、生まれた時既に、誰にでも備わっています。 不安や安心や恐怖する事を既に学ぶ前に知り尽くしているという”働き”です。 身体の生命維持に関しても既に知り尽くして”働いている機能もあります。” 又手や足を動かすと言う事も、既に知り尽くしています。 こう言った人間が生まれた時既に、脳に記憶されていたと思われる『機能=働き』と自我意識の関係として見た場合に、トラウマの意味がはっきりしてきます。 人間が不安や恐怖を抱く場合『自我意識』は、『感情や考えを沸きあがらせている者の支配下にある。』事が分かります。何故なら、不安や恐怖感は『何も学ぶ以前から、備わった機能として働いているからです。 高いところで『身がすくむ事』はその備わった機能にもとずいて、機能している反応ともいえます。 或いは『身の毛もよだつ』と言う反応も、身の毛を弥立たせている者からの反応を、自動的に反応している事を意味します。 その機能させている者とは『命そのものの働き』と言うものですが、この者との仲違いで、人間は『違和感を抱く事があります。』 この違和感がキリスト教に於いては『原罪』、仏教に於いては『業』と表現しています。 この原罪や業を、迷信や古臭い事として精神科医や心療内科の医師達は見ているようですが、そうすると『心を病む原因は今も解明出来ていません。』と言う現在の精神医療の、治療方針さえも不確かなものになってしまいます。 この意味は『心を病む事の原因は分からずとも、早期治療で良くなります。』と言う看板に傷が付くという意味です。もっとはっきりと言うなら、何故寛快になったのか、何故寛快にならないのか『分からずに治療している事を意味するからです。 もっと言うなら、如何したら治るのか如何したら悪くなるのかさえ分からない『試行錯誤の状態』と言う意味になるからです。まして完治する姿など、示す事など全く出来ないという意味になるからです、しかも国家の威信を背負ってです。 こう言った考え方が、自殺者の数を高止まりにしているのかも知れません。この問題はさて置きまして、トラウマとストレスは、自我意識たる心に於いては(感じていると言う意味)、同じ扱いになると思います。この意味は『自我意識にとっては受入れたくないものや、受入れられないもの、と言う意味においてです。 人間が生まれた時から備えている”働き”を自我意識が疑ったり、受入れたくないとしたり、受入れられないとした場合が『ストレスやトラウマの原因』と思います。 従って、貴方が言う『トラウマによって隔離された感情は脳内ではどういった物理的な事が起きてそういったことがおきるのですか。』 の答えは『現実の世界』と『頭の中の世界が』食い違ってしまって、現実の世界には不安やトラウマになるような事やストレスとなるものが存在しなくとも、『何時までも頭の中には存在している事』になると思います。 その結果は『現実には無い不安やストレスやトラウマとなった原因』を『頭の中で、何時も感じてしまって、その感じている不安や恐怖感が現実となって』身体も心も反応している状態を作り出している事を意味します。 簡単な言い方をするなら『現実には無い事柄を、特に不安感や恐怖感を』頭の中で自分で作り出していると言う意味になります。その作り出した不安感や恐怖感を『自分が、感じている。』と言う事です。 現実には無い不安や恐怖感を『妄想』と言いますが、頭の中は『現実には無い妄想の世界』が支配している状態と言えます。 医師の中にはストレスの無い環境に移る事や、休む事によってストレスから遠ざかる事を薦める場合があるようですが、確かに一理あるとしても、ストレスをストレスにしない考え方を薦める事の方が現実的と思います。 ストレスを避けて生きたとしても、人間には確実に死が待ち受けています。その時に笑って死を迎えられるのか?或いは恐怖の中で迎えるのか?の違いが、このストレスの向き合い方には隠されています。
お礼
大変貴重な回答ありがとうございます。 本当にありがとうございます