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「自分の死後もこの世界は存在する」という根拠
「自分以外の死後もこの世界は存在する」のは当然分かるわけですが、 「自分の死後もこの世界は存在する」という根拠は何処にあるのでしょうか。
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自分を特別視しないのが科学です。
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>「自分の死後もこの世界は存在する」という根拠は何処にあるのでしょうか。 量子力学の観測問題であれば、『観測者がいなくなれば、観測対象は消滅する』と考える人もいます。そのベースとなる『観測していないときには観測対象は存在していない』という考え方に基づきます。これは『月を見ていないときには、月は無い』という表現で、わりと知られていたりします。 ただし『Aさんが月を見るのをやめても、月を見ているBさんから月が消滅することはない』ということも大事ででしょう。あくまでも観測している個人にとって存在するかどうかになります。そのため、 >「自分以外の死後もこの世界は存在する」 というのは確かに正しいです。たとえ全世界の誰もがこの世界を見ていなくても、自分が見ている限りは、自分にとって世界は存在しています。 この考え方は、例えば「シュレディンガーの猫」問題にはちょっと好都合だったりします。観測していないときに、猫が『生きていて、かつ同時に死んでいる」という奇妙な状態になると考える必要がなくなります。猫を見ていないとき、猫は『無い』わけですから。無いものの状態を考える必要はありません。 P.S. 個人的には上記の考え方は、レトリック的なお遊びのように感じます。そう考えたい人はそう考えて何も問題はないですが、私はそう考えないし、それが正しいとも思わない、正しいかどうかを考えたいとも思わないですね。
お礼
根拠がなくてもそう考えるのが自然ということでしょうか。 ありがとうございました。
- Nebusoku3
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何億光年も離れた宇宙に地球と同じ星があり、人間のような生物が「俺は死にたくない」 と叫んだとします。 でもその音は地球にいる我々には届かない(聞こえない) ですね。 音は確かに存在するとし、それが届かないのであれば 「存在しない」 のと同じですね。(たとえですが。。) 恐らくそれと同じような疑問をもたれたと思います。 質問者さんは物理学とともに哲学の問いをされていると判断します。 物理学であれば 存在するとした場合は 「存在する」 のですが、 哲学では自分の存在さえも 「我思う 故に我あり」 「我感じる故に存在する」 みたいな 観念の世界になります。 この世界も 物理的には 自分の死後も存在する ことはご自分が経験されたり、学習されたりしたことで容易に考えられると思いますが、 哲学的には 自分の死とともに 「消滅する」 ですね。 私の場合は哲学ではなく物理の方ですので 自分の死を子供や孫が見取り、彼らの住み続けるこの世界は存在すると考えます。 その根拠は自分も祖父や父を看取ってきたからです。
お礼
証明は出来ないけど存在する。ということですかね。 そういう考え方ということですね。 ありがとうございました。
- strain1217
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周囲に亡くなった方は居ないのでしょうか 私の知人は何人かもう他界しましたが それでも、私は世界に生きて存在しています その事から考えると、私の死後にも世界は存在すると思います
お礼
「自分以外の死後」にAが成り立つ。 故に「自分の死後」についてもAが成り立つか? ここが疑問です。
- dsdna
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>「自分の死後もこの世界は存在する」という根拠は何処にあるのでしょうか。 あなたにあります。あなたがその根拠です。寝て起きても世界は存在しているでしょ。死ぬということは寝て起きないというだけのこと。
お礼
>あなたがその根拠です。 その根拠自体がいない場合はどうなるか?ということです。
>「自分以外の死後もこの世界は存在する」のは当然分かるわけですが、・・・ まぁ~数学的な証明なんかは全然出来ないわけですが、もっとも単純に言うと、これが素朴実在論の基本です。 自分とは無関係に自然は客観的に存在し、客観的な他存在は、自分がいようといまいと/観測しようとしまいと、そこに「ある」という感覚です。 これは一種の経験事実でして、古典力学などは、この感覚に全面的に依拠しています。 >「自分の死後もこの世界は存在する」という根拠は何処にあるのでしょうか。 根拠なんてないだろうと言われれば、それまでなんですけど、上記の経験事実が根拠です。
お礼
「もっともらしい」という感覚が根拠になるということでしょうかね。 ありがとうございます。
お礼
端的で説得力のある説明です。 ありがとうございます。