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漢数字の七の意味
こんにちは、よろしくお願いします。 私は太平洋戦争での特攻隊隊員の辞世の句をよく読むのですが、その中に数字の七がよく出てきます。例えば、『桜咲く日本に生まれし男なら 七度生まれて国に報いん』とか『身はたとへ煙とともに消ゆるとも 七たび生まれ君に尽さん』『吾もまた君に捧げん若桜 散りて後また七度仕えん』といった具合です。 そこで質問なのですが、なぜ七なのでしょうか?七という数字にはどのような意味があったのでしょうか。ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授いただければ幸いです。
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なぜ七なのかといえば,七生報国という太平洋戦争中のスローガンを下敷きにしているからです。 もともとは南北朝時代の楠正成の言葉として有名です。 仏教で,悟りの初段階である預流果(よるか)を得た者は,人間界に七度生まれ変わる間に必ず涅槃(ねはん)に入るということから,「七生」は七度生まれ変わることの意味として使われ,また,永遠の意味に使われていました。それを楠正成が何度生まれ変わっても国(天皇)に報いるとして,七生報国という言葉が生まれ,その後,それは太平洋戦争中のスローガンとして使われることになりました。
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- Saturn5
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この7は仏教で特別な意味を持ちます。 原始仏教では悟りの初歩についた魂は、天界と人間界を 7度転生すると考えられています。 初七日や四十九日は亡くなった魂が次の世界に移る過程で、 導師ができるだけ良い場所に生まれるように導く儀式です。 戦争というのは最も大切な命が無くなります。 生まれ変わっても国を思う心を育てるとともに、 転生を強調することにより死を厭わない軍隊をつくるため です。政治家の扇動の部分が大きいのです。
お礼
なるほど。そこには政治家の扇動があったのですね。その是非は置いておいて、命を捨ててまで自分以外の存在を思う心意気には一人の人間として心をうたれます。 ご回答どうもありがとうございました。
お礼
なるほど、そうだったんですね。大変納得しました。わかりやすい説明、どうもありがとうございました。