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日本語的に悪くは無いですが、いかにも残念そうな言葉の意味になります
- 「病院に運ばれましたが・・・」という報道は、結果的にだめな場合に使われる日本語です。
- 「命に別状ありません」という表現は、日本語的に悪くはありませんが、いかにも残念そうな言葉の意味になります。
- 英語に翻訳すれば、「A life is not in danger although taken to the hospital.」となり、誤解を生みかねない表現となります。
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私も「~たが、~た」は前提条件を示す前文を否定する文意を後文で述べるものと小学校時代に覚えたと記憶します。 「病院に運ばれましたが、命は助かりました」では「病院とは命を失う所」という前提条件になってしまいますので変ですよね。 しかし、口語ではどうしても使ってしまいがちな用法です。 話しているうちに「しまった! これでは文意が変になる!」と気付いても言い直すことができずに、そのまま「~だが」とか「~けれど」とかの言葉を使ってしまうことがあります。 「病院に運ばれましたが、命に別状ありません。」も一瞬「あれ? 変かな? でも、病院に運ばれるってことは命に関わる重傷だから、これを否定する言葉を繋げれば良いわけで『命は助カリマシタ』という肯定的な言葉ではなく『命に別状はアリマセン』というように『アリマセン』を入れた言葉にすれば O.K. かな?」という感じで使ってしまう用法ですね。 とは言え、口語ならば兎も角も、台本を読んでいる筈の News でこのような用法を行うのは感心できることではありませんね。 既に新聞の Column などでは (特に某新聞の天声人語などは(笑)) 数十年も前から呆れ果てる文章を目にするものですが、幾ら言葉は時代と共に変遷すると言っても言葉で飯を喰っている人達が平気で言葉を乱して行くのは気になりますね。 ちなみに昨日「中国が最新鋭爆撃機を服役」という記事を見て「へぇ、中国では就役ではなく、服役って言うんだ」と思ったものですが「それを『就役』とか『開発』に直さずに『服役』のまま紹介している 2 次 3 次紹介 Site の人達の言語能力ってどうよ(笑)?」とも思いましたね(笑)・・・まあ半分以上は『服役』の語感を面白がってそのまま流用しているのでしょうが (^_^;)。 「轟炸六型 K」って 1952 年に開発された USSR の Tu16 を 1957 年から Knockdown 生産している『老頭児 (ロートルって中国語なのよね(笑))』飛行機ですので「もうとっくに引退させているべきものを『最新鋭機』などと呼んで無理矢理使い回し続けようとするからにはやはり『服役』で良いのかな」とも思いますが(笑)・・・。
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- Kissradeu
- ベストアンサー率11% (3/26)
接続助詞の「が」についてネットの辞書をちょっとだけ確認したのですが、接続助詞の「が」には前後で意味が逆にならない使い方もあるようです。 「が[格助・接助・終助]」 の意味とは - Yahoo!辞書 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%8C&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=11&index=02711700 ---一部引用--- (二)[接助]《(一)の4の用法から発達して中古末期に確立した》活用語の終止形(古語では連体形)に付く。 1 単に前の句をあとの句へつなぐ意を表す。「なかなかの美人だ―、話しじょうずだ」「すみません―、しばらくお待ちください」 ---引用終了--- がの類義語・同義語 - 類語辞書 - goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/17237/m0u/ ---一部引用--- 【2】「が」は、一般にもっぱら逆接を表わす接続助詞のように思われがちであるが、接続助詞の「が」は格助詞の「が」から発達したもので、本来は順接とか逆接には関わりのない接続関係を表わす。したがって、現代語でも逆接の確定条件(例文(1))のように、前件と後件が特別な因果関係にあることを表わす用法だけではなく、前件と後件とを対比・対照させていることを表わす用法(対比・対照。例文(2))や、後件の断り書きのように前件を提示して後件に接続させる用法(単純接続。例文(3))などがある。そのほかにも、「顔もいいが性格もいい」のような順接の並列や、「課長でしたらもう帰りましたが」のような終助詞的な用法もある。 ---引用終了--- ですから、そんなに残念とはいえないと思います。 >とても誤解を生みかねないと思いますが、やはり残念なのでしょうか? 質問者様もこのように接続助詞の「が」を用いた文を用いていますが、この文の「が」は「病院に運ばれましたが、命に別状ありませんでした」の「が」と同じ使い方(前段を前置きとして後段につなげる)になっていますよね。
お礼
>>一般にもっぱら逆接を表わす接続助詞のように思われがちであるが とわざわざ指摘してあるような文脈を問題にしているのです。 日本語的に間違いではない。 確かに沿うでしょう。 惜しかったというような感情での話なら、むしろ正しいとも言えますね。
- herdranbo77
- ベストアンサー率21% (58/276)
基本的な報道記事を読んで伝える、NHK・民放アナウンサーの職業としての質・話術技量を比べた場合、20世紀の現役アナと現在21世紀の現役アナとのレベル・質の格差は明らかに20世紀アナの方が上である、それはなぜか?IT・情報社会が確立・進化した現代において、アナの質・レベルは一向に向上せず、それを教えている上司・先輩達が無能だからである、特に営業収益第一主義の民放の人員整理は必要であり、当然リストラ整理をしなければならない、モチロンNHKの人員も半減にしなければならず、ゴクツブシは許されない。
お礼
アナウンサーというより、放送作家やニュース元の新聞社の記者をクビにすべきですね。
- williumblake
- ベストアンサー率29% (379/1287)
「一時は病院に運ばれるなど、心配される状況でしたが、幸い命に別状はありませんでした」 を短く表現している、と受け取れます。 制限時間内で多くのニュースを伝えるために省略しているのでしょう。 病院に運ばれる、ということ自体、かなり大変なことだという認識でしょう。 ちゃんと逆説にもなっていますが、おかしくはないでしょう。 私には残念そうには感じられません。
お礼
省略するなら、がじゃなくて、てでいいんじゃないでしょうか? まったく説明になっていません。
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2711/13692)
明らかにこの文例では「が」の反語的ニュアンスを無視していますね。間違いとは言えませんが、日本語としては違和感がありますね。 「病院に運ばれて手当を受けましたが、命に別状はありません」と同じことで、違和感があります。「手当を受けた結果、命に別状がありません」がただし言い方ですが、それとはかなりニュアンスが違います。もしこれを言うなら、「病院に運ばれました。(その結果)命に別状はなかったようです」で十分です。無理に「が」と言う接続助詞を用いる必要はありません。 ほかにも最近気になっている用法例がいくつかあります。 「最近話題の映画を見ましたが、全然面白かったです」、 「この映像は福島4号機になります」、 「金融緩和の結果、そう言う部分で円安になります」 などです。 「全然~」の後には「面白くなかった」と言う否定形が続くのが日本の語のお約束です。 「~なる」と言うのは状態変異を表す動詞です。この場合は「福島4号機です」と言うのが正しい日本語です。気の利いた言い方をするつもりで、やたら「部分」を使うのも耳障りです。「金融緩和の結果円安になります」と言うのが正統派の日本語です。どれも間違いとは言えませんが、正しくない日本語です。 最近このような誤った日本語が増えています。NHKのアナウンサーまでこういう日本語を使うのは嘆かわしい限りです。こうやって日本語が乱れていくのでしょう。
お礼
良かった~ww 僕がおかしいのかと思いました。 ありがとうございます。
- mrst48
- ベストアンサー率9% (303/3050)
病院に運ばれました。その結果、~、を 病院に運ばれました。が、~、と言っているから。 入社試験を受けましたが、結果待ちです 先輩の意見を聞いて営業に行きましたが、返事待ちです。 結果が出るまでの時間の長さ。 報道の際に、 病院に運ばれ、その結果が 報道する際には、判明しているから 病院に運ばれましたが、と、使っているのでは。 私は、命に別状はありません。と言っても、 残念そうには、思いません。
お礼
だったら、(て)で良いんじゃないでしょうか?
「が」は「結果的にだめな場合に使われる日本語」ではありません。逆接ですから、結果的に良かった場合にも使えます。「もう間に合わないと思いましたが、なんとか遅刻せずに到着することができました」、「昨夜はずっと雨が降っていましたが、今朝は快晴ですね」のように。だから「病院に運ばれましたが、命に別条はありません」も自然な日本語です。病院に運ばれたということはもしかしたら重症(重体)なのかもしれないと思ったけれどそうではなかった、というニュアンスですね。一方「病院に運ばれましたがまもなく死亡しました」の場合は、病院に運ばれたのだから治療を受けて助かるのではないかと思ったけれどそうならなかった、というニュアンスになります。どちらも正しい日本語ですよ。
お礼
それは頭に否定的文章が入った場合ですよね? 会社に入社しましたが、元気に働いています。 と 会社に入社して、元気に働いています。 このように、が抜きで報道すべきじゃないんでしょうか?
補足
接続助詞の「が」は逆説に使うと小学校で教わりましたが・・・ 病院は治療を行う場所です。 病院に運ばれるということは、治療がなされるという意味に繋がります。 そのことを逆説的に表現すれば、治療の甲斐がなくと同意語になってしまいます。
お礼
いわゆる厨房当て字と呼ばれる代物ですね。 まともに解釈すると笑えます。 でも多くの人が違和感抱かないんですが、ysっぱち、今時はどちら様ではなくて、何様が普通の荒んだ世の中何でしょうね。 ありがとうございました。
補足
打ち間違えました。 ysっぱちではなくやっぱりです。