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Who can hold that will away?
Who can hold that will away? 「立ち下がりたがっている者をいったい誰が引き留められるのか?」 この諺は現在の文法では説明できないと思いますが、どなたか歴史的に説明願えませんか? 関係代名詞 that は、昔は先行詞を取らない用法も普通だったのでしょうか?現在では what をのぞく関係代名詞は先行詞を必要とすると思いますが。この諺の場合、that が one that(who) の意味で使われているようです。 away は現在では、動詞用法はないと思うのですが、昔は動詞としても使われていたのでしょうか?ここでは、go away の意味のようですが。古い英詩などで、away! away! というような表現は見たことがあるのですが、これは動詞として考えて良いでしょうか? よろしくお願いします。
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辞書引いただけですけど… http://machaut.uchicago.edu/cgi-bin/WEBSTER.sh?WORD=that まずthatですけど、上記リンクのページのまんなかあたり(3.のところ)に 「thatは、かつて、現在のwhat同様、that whichの意味で用いられていたが、この用法は今では廃れている」とあります。 http://machaut.uchicago.edu/cgi-bin/WEBSTER.sh?WORD=away awayについては、「動詞として用いられることがある」と考えるより「動詞が省略されることがある」と考えるほうが素直かもしれません。 “Away! Away!”というのは、上記リンクの5.のところに解説されている「動詞を省略し、命令形として用いる」用法ですね。 また、上記リンクのページ最後のあたりには、「動詞なしで用いられることもある。(例)whither away so fast? Love hath wings, and will away.」という解説もあります。 http://humanities.uchicago.edu/orgs/ARTFL/forms_unrest/webster.form.html
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- nobunobu1go
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えぇっと・・・ 向こうの人は自動詞にあまり意味がないと考えてるらしいです・・・ だから省略しちゃうことがあるそうです 中途半端な知識ですみません
お礼
#3さんと同じ説ですね。二度もご回答を頂き、誠にありがとうございました。
- nobunobu1go
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アドバイスになるかどうかわかりませんが awayだけでgo awayのような意味をもつ、とありますが 自動詞+前置詞というときの前置詞はもともと自動詞の意味をもっているそうです たとえばI depend on you.とかI rely on you.とか 私はあなたに頼っている。というと onに自動詞の意味があるので I on you.ということもあるそうです だからこのときawayだけでもこういう使い方をしているのではないでしょうか
お礼
>自動詞+前置詞というときの前置詞はもともと自動詞の意味をもっているそうです。たとえばI depend on you.とか もともと自動詞の意味を持つと書いておられますが、ひょっとして他動詞の間違いではないでしょうか?他動詞なら、I on you. も可能だと思いますが。away は前置詞ではなく、副詞になると思いますが・・・。どうでしょう? ご回答を頂き、ありがとうございました。
私は、言語学者でもなく、文学者でもありませんので、学生時代に勉強した英文学の知識の範囲でしかわかりません。個人的な意見として、お読みください。 "Who will hold that will away?" は、17世紀のベン・ジョンソン(Ben Jonson)のBartholomew Fayreの一節ではないかと思います。 ベン・ジョンソンは、シェークスピアと同じ時代に生きた詩人です。ご存知の様に、シェークスピアが使った英語が現代英語の礎になりました。英語は、イギリスルネッサンス時代にダイナミックに進化を遂げました。 ジョンソンは、保守的で、シェークスピアの自由な言葉使いを批判したのされますが、尊敬していたとも言われています。 彼も、その自由な言葉の広がりに影響を受けていたと思われます。 この背景を考えると、thatを関係代名詞、awayを動詞のように使うのは、べつにおかしくないように思います。シェークスピアのソネットを読むと自由な使い方がほかにも見受けられると思います。(随分シェークスピアも読んでいませんので、自信があるわけではありませんが...)
お礼
>"Who will hold that will away?" は、17世紀のベン・ジョンソン(Ben Jonson)のBartholomew Fayreの一節ではないかと思います。 そうなのですか、教えて頂きありがとうございました。その他にも教えて頂きました。ご回答をありがとうございました。
お礼
>We speak that we do know, and testify that we have seen. John iii. 11. >That I have done it is thyself to wite [blame]. Chaucer. ですね。納得です。チョーサーのころ使われていたのですね。 >“Away! Away!”というのは、上記リンクの5.のところに解説されている「動詞を省略し、命令形として用いる」用法ですね。 これも、なるほどです。 >上記リンクのページ最後のあたりには、「動詞なしで用いられることもある。 例が挙げてありますので、良く分かりました。 素晴らしい回答を頂き、感嘆しております。また、今まで使ったことの無かった辞書も知りました。お時間を割いて頂き申し訳ありません。ご回答を頂き、誠にありがとうございました。