「名詞１＋その他の＋名詞２」という構造の意味

質問

日本語を勉強中の中国人です。「個室その他の配分空間」はどういう意味でしょうか。「名詞１＋その他の＋名詞２」という構造がよくわかりません。名詞２の範囲は名詞１の範囲より大きいような気がします。ネットで調べてみました。「読書その他の悪癖」、「中国語その他の言語」などがヒットしました。

　また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えて頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

回答No.4

Nakay702 · ベストアンサー

＞「名詞１＋その他の＋名詞２」という構造の意味
＞　日本語を勉強中の中国人です。「個室その他の配分空間」はどういう意味でしょうか。「名詞１＋その他の＋名詞２」という構造がよくわかりません。名詞２の範囲は名詞１の範囲より大きいような気がします。ネットで調べてみました。「読書その他の悪癖」、「中国語その他の言語」などがヒットしました。

＞　また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えて頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

⇒「名詞１＋その他の＋名詞２」という構造の意味
（１）発話者は、名詞１を名詞２に属するものの代表格とみなしている。
（２）もしくは、名詞２の部類のうちで名詞１に最も関心があることを表わしている。
（３）名詞１の後に、等位の接続関係を表わす格助詞「と」を補って考えれば分かりやすい。

　質問者様の挙げた表現のうちの、分かりやすい例で考えてみましょう。
「中国語その他の言語（では、表意文字が用いられる。）」
名詞１＝中国語、名詞２＝言語
その他（の言語）＝例えば、日本語
意味：「中国語とその他の言語、例えば、日本語など（では表意文字が用いられる。）」

　ということで、表題の「個室その他の配分空間」はどういう意味か。
→「個室と、その他例えば、キッチンなどの配分空間（は次のようになっています）。」

　以上、ご回答まで。

お礼

ご丁寧に回答していただきありがとうございます。大変参考になりました。

回答No.3

bgm38489

この表現は、「名詞１」などの「名詞２」ということです。別の言い方をすれば、「名詞１」に代表される「名詞２」ということです。
「個室その他の配分空間」は、家の間取りの配分空間には個室が代表されるが、その他の配分空間も含めて、ということ。その他の配分空間には、トイレ、台所なども含まれるでしょう。
「読書その他の悪癖」？読書が悪癖、つまり悪いクセとは思えませんが…その他の悪癖の前にくるとしたら、喫煙とか夜更かしとかでしょうね。「人道を外れた本、エロ本などの読書」その他の悪癖ということでしょうか？
「中国語その他の言語」ですと、中国語に代表される言語、ということですが、「などの」ととらえれば、、中国語を一例に挙げて、いろんな言語のことを指している、とも言えます。

お礼

ご親切に回答していただきありがとうございます。大変参考になりました。

回答No.2

bakansky

「個室その他の配分空間」 という表現は、日常的に用いられる表現ではありませんが、日本でいう 「アパート」 の1室などを連想します。「個室」 というと 「個人的に使用される部屋」 という感じがしますが、何人かの人間が居住する個室も含め、さらにはある建物で複数の人間が使用する場所であるが 「個室」 といえなくもない 「配分空間」 （たとえば共用のトイレ） も含める、などという意味で用いられているのかもしれません。厳密には使用されている文脈にもよるでしょう。

名詞１ で示したものは、すぐに了解できる代表例で、それ以外にも 名詞１ と同類のものも含まれる、ということを示しています。

お礼

早速のご回答ありがとうございます。いろいろとても参考になりました。

回答No.1

tonimii

こんにちは

名詞１よりも名詞２の方が範囲が広いという解釈で合っていると思います。
ですが、名詞２の中に名詞１は含まれていないのが一般的です。

例えばこの一文
「小学校や中学校その他の教育施設で子供は勉強することができる」
この場合、教育施設の部分には小学校、中学校以外の図書館や生涯学習センターが当てはまります。
英語で言えば　and so on が似たような意味になると思います。

ということで「個室その他の配分空間」という分であれば、個室（トイレ、寝室、リビングルームなど）以外の階段や廊下、玄関などが含まれることになります。

お礼

早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。