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浮世絵の下書きは何で書いていましたか?
鉛筆が無い時代、下書きはどうやっていれていたのでしょうか? まさかぶっつけ本番ですか?
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浮世絵には肉筆のものと版画のものがあります。前者は1枚しかありませんが、後者は印刷ですから同じものが何枚も(何百枚~何千枚も)存在します。 版画による浮世絵では下図は筆と墨で描きます。北斎も広重も墨一色で描きました。 その後色ごとに何枚もの版木を作り色を重ねながら刷るのです。どこを何色にするかは下図を描いた画家や版元などが相談して決めたようです。役者絵などはその役者特有の色や着物の模様などに約束があったため何でも自由にとはいきません。 大まかな工程は以下を見てください。 http://www.ne.jp/asahi/kaki/hp/uk_doc01.htm 髪の生えぎわなど細かい部分は彫師の腕によります。下図では大雑把にしか描いてありません。 版画では一般に色はベタ塗りになるのですが、日本の浮世絵にはグラディエーションやぼかしがあります。これは摺師の腕の見せ所です。
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- trajaa
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回答No.1
浮世絵って色刷りの版画ですけど? 版木の下書きって事なんでしょうか?