戦争のやりかたに伝統があります。
マズ、相手に攻撃させて、国民の士気を煽ってから
戦争を始める、という伝統です。
これは米国が、大衆民主主義の国だからです。
○テキサス独立戦争
アラモの戦い 1836年2月23日 - 3月6日の13日間
守備隊が全滅し、世論を激高させた。
○米墨戦争 1846年ー1848年
米国が挑発したのが原因で戦争になった。
○米西戦争 1898年 2/15 ハバナ湾で、
米国戦艦メイン号が謎の爆発沈没。
米兵266名が死亡。
スペインの仕業だ、ということになり世論が激高。
○米比戦争 1899-1913
1899 2/4 フイリピン兵が射殺された事件が発生。
米は、これをフイリピンによるマニラ攻撃と発表。
戦争の発端となりフイリピン人60万を虐殺。
○第一次大戦
ルシタニア号事件が発生。
ドイツ潜水艦が沈没させ、128名のアメリカ人が死亡。
ドイツに対する世論が急速に悪化、これが2年後の
アメリカ参戦のひとつの伏線となった。
○第二次大戦と真珠湾攻撃
31代大統領のフーバーは、ルーズベルトは真珠湾を
知っていて放置した、との書見を残しています。
○ベトナム戦争
トンキン湾事件
1964年8月、北ベトナムのトンキン湾で北ベトナム軍の
哨戒艇がアメリカ海軍の駆逐艦に2発の魚雷を発射した
とされる事件。
これをきっかけにアメリカは本格的にベトナム戦争に介入。
その後、ニューヨークタイムズが、米国のやらせであることを
暴露。
○湾岸戦争 1990年
アメリカの駐イラク特命全権大使のエイプリル・グラスピーは
イラクのクエート攻撃に対して
「介入するつもりはない」と発言。
これを信じたフセインがクエートを侵略したが
米国軍により撃退される。
○アフガン戦争、イラク戦争と911事件。