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中小型書店の減少によって生じるデメリットとは
2003年から2011年の9年の間に、約5800店もの書店が閉店を余儀なくされています。そのほとんどが中小型の書店です。 むしろ大型の書店は徐々に店舗、売り場面積を増やしています。 大型書店のほうが、よりサービスや本の種類が豊富で充実していることは一目瞭然なため、中小型書店がその点で勝つことは不可能であると考えます。大型書店が町にひとつできると、その町にある小さな書店が閉店に追い込まれてしまうのはどうしようもないことかもしれません。 しかし、大型書店が中小型書店を町から追い出してしまうことによってなにかしらのデメリットが生まれてしまうことはないのだろうかと思うのですが、詳しい方がいらっしゃったらご意見をいただけたら幸いです。 カテゴリが合っているのか不安なので、もし間違っていたら教えて下さい。
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- shintaro-2
- ベストアンサー率36% (2266/6245)
>しかし、大型書店が中小型書店を町から追い出してしまうことによってなにかしらのデメリットが生まれてしまうことはないのだろうかと思うのですが "買い物弱者"で検索してみてください。
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2127/7993)
中小の本屋や書店が潰れているというよりも、レンタルCD・DVD店や中古ゲーム店に転業している例が多くなっているのが真相ではないでしょうか。 インターネットが普及している現在、大型書店でも経営は苦しいはずです。多くの大型書店が中古ゲームやレンタルCD・DVDなどを販売しているのは、本屋だけでは商売として成り立たない現実があるからではないでしょうか。 その証拠としてですが、出版、新聞、放送の衰退が顕著になっているのを忘れてはならないと思います。本屋や書店が大型化しているのではなくて、マスメディア全体の産業構造が変わって来ているのです。 ちょっと考えてみましょう。ポケットに入るぐらい小さく軽いUSBメモリー(16GB)に本が何冊入るでしょうか。1ページを1MBのPDFデータとして保存すると、16000ページとなり、本1冊が300ページであれば、53冊にもなります。53冊の本を持った事があるでしょうか。持ち上げるのも大変なくらい重いですよ。それがポケットに入る時代なのです。 情報量に関して言えば、本という形で情報を売るのは、インターネット社会の現在では大変な時代錯誤になりつつあります。情報が瞬時に電話回線や光ケーブルで送れる時代に、鉄道やトラックを使い、時間をかけて運ぶという、前近代的なマスメディアが現存しているのです。 大型店が中小店を潰して市場を奪っていると言うよりも、出版という産業構造が大きく変わっていると考えるべきでしょう。 大型書店が増えたとしても、出版界全体の売り上げはマイナスが続いているようです。100万部を突破する作家や漫画家はほとんどいなくなり、新聞社や放送局の赤字体質が囁かれるようになりました。漫画や雑誌の休刊や廃刊、出版社の倒産や廃業も珍しくなくなっています。時代が変わり始めているのです。 それに対して、インターネットでは本など書いた事も無い素人が、毎日、大量にツイッターやブログに書き続け、多くの人達に読まれているという、インターネット以前の時代では考えられなかった現象が起こっています。 現在は、インターネットを使えば、全くの素人が本、写真集、投稿ビデオなど、情報であれば何でも公開出来る時代です。本でなければ認めて貰えなかった時代は過去のものになりつつあるのです。 今後、現在のような本や書籍という出版形態は、他のメディアへの転換を迫られるだろうと思います。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
確かに、紙の書籍として情報を売るというのは時代錯誤になりつつあるのかもしれません。 しかし、地域にある本屋さんというものが消え去ってしまったら、その土地の人たちの暮らしはどうなってしまうのでしょう。その地域のこどもは本を読むのでしょうか。読みたい本をインターネットで探すのでしょうか。 インターネットでやりとりされる情報のみで人々が文化を形成し教養を身につけ暮らしていくことは難しいのではないですか?