• ベストアンサー

高気密高断熱の家は暑いですね?夜!

冷房エアコンを使う生活をしていません。 高気密高断熱の戸建ては暑いですよね?この暑さは建物自体の温度ですよね?熱が残るのですよね。 とにかく夜は外が涼しいです。(特に二階は)朝まで暑いですよね。そういう方いますか? 家の内側からで可能な対策なり解消法があれば実践されている方に教えて欲しいです。夏の夜の暑さは諦めていますか? たぶん日本政府も高気密高断熱のスタイルを普及させる方針ですよね?馬鹿ですよね?エコに矛盾するという。エアコン使えって事ですか、エコ政府なのに。なんなんですかね、この理念で暴走する日本の産業の愚かしさは。 話の通じる方にご教授のほど宜しくお願いします。

専門家の回答 ( 1 )

回答No.8

高断熱高気密住宅は、基本は冬を旨とする考え方です。 また、冷暖房を全く使わないという発想ではなく、冷暖房を使う前提でそのエネルギーロスを極力抑えるという考え方です。 エアコンですと、冷房より暖房の方が消費エネルギーが必要になりますし、 さらに灯油やガスなど燃焼させなければ追いつかなかったりしますので。 年間のトータルエネルギーから割り出したわけです。 日本は北海道から沖縄まで、気候が違いますので、全国同じというわけではないのですが。 住み方としては、外気温が体温並みの日中は窓を閉め、暑い外気を極力取り込まないようにし、 エアコンは点けっぱなしで躯体が温まるのを防ぎます。 一旦躯体が温まってしまうと、熱は逃げにくいため夜暑くなってしまいます。 風を通すのは外気温が下がる夜間です。 高断熱高気密住宅はそれなりの住み方があります。 人それぞれ、空調の利いた一定温度の環境で住みたい人もいれば、 できるだけ自然体で過ごしたい人もいるわけで、 どう住みたいかによって家の性能も変えるべきだと思います。 それを無視して一律を望み、当てはまる人にだけ税金を使うのは確かにおかしいと思います。 声の大きい開発能力のある大手HMが機械仕掛けのゼロエネルギー住宅を売りにしていますが、 それはそれでありなんでしょう。 猛暑の夏をエアコンなしで過ごすためには、 パッシブな考え方が必要になります。 地熱利用のクールチューブ(外気を地下で冷やしてから取り入れる仕掛け)とか、 傘をさす家にするとか。 それでも高断熱高気密で、熱の逃げ道の確保は基本です。 ペラペラの低断熱低気密の住宅は冬は足が凍りつくほどで大変暮らしにくいのをご存知でしょうか。 どれだけの燃料を使わなければ快適にならないか。 そういった住宅も多く存在していますしそれを少しずつ変えていくという考え方には納得は行きます。 ですが、等級4以上の断熱が必要なのかは私も疑問です。

aothegenus
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 日本家屋は夏を、は真理です。 その伝統的な真理を甘く見て、東大官僚についてく日本は逆コースで、古代人以下の思考力です。 冬場ですが、断熱とは、産熱ではないので、屋外が暖かくても、そうはならないのです。家の中の方が寒くなります。 冬は厚着すれば済みます。 有事で電力が制限された時にどうなるかです。物を燃やして暖を取るのは可能です。 高気密住宅の窓開けほど馬鹿らしいものもありませんよ。 本来なら簡単に過ごせる夏を難しくするのは何とも。 ご指摘の外の熱気を取り入れるかが頭を悩ませるところです。 結局、昼が屋内に維持されるわけですからね。 湿度的には開けないわけには行きません。閉めてドライ運転か(笑) 戦争計画じゃないですが計算して損得なんて上手く行きませんよ。 夏を基準にして、冬に屋内を重層化したらいいだけでしょう。 逆の標準化はどうにもなりません。 断熱などの初期投資の資本コストを無視するサラリーマン社長的な破綻コースですね。そういう国がそうなっていく。 結局、窓を開けるという素直な対処をしないわけにはいかないと思っているところなのです。 エアコン運転開始しか策はないのでしょうか。

佐藤 直子(@n-space) プロフィール

一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...

もっと見る

関連するQ&A