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ロジスティック回帰分析について教えて下さい。
例えば、相手の話を十分に聴く事、詳しく説明する事が精神的な満足感をもたらすか?という仮説で、満足感と詳しい説明を従属変数、傾聴を独立変数にした場合、因果関係を調べるのは多重ロジスティック回帰分析で良いのでしょうか?
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相手の話を十分に聴く事、詳しく説明する事が精神的な満足感をもたらすか?という仮説で、「満足感と詳しい説明を従属変数、傾聴を独立変数に」した場合、因果関係を調べるのは多重ロジスティック回帰分析で良いのでしょうか? 「詳しい説明をしている程度、傾聴をしている程度の2つを独立変数に、精神的な満足感の有無を二値の従属変数に」した場合、ということならば、多重ロジスティック回帰分析でも良いんではないでしょうか。 http://www9.atwiki.jp/healthsciences/?cmd=upload&act=open&page=%E7%B5%B1%E8%A8%88&file=100629%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E5%9B%9E%E5%B8%B0%E5%88%86%E6%9E%90.pdf AとB二人がいて、Aが説明者、Bが聞き手の場合、(Aの説明が詳しいということのAにとっての精神的満足度)、(Aの説明が詳しいということのBにとっての精神的満足度)、(BがAの話を十分聞いているとAが感じる状態のAの精神的満足度、Aの詳しい説明をBが十分に傾聴できたとBが感じる状態のBの精神的満足度)、逆に(Aが詳しく説明できたとAが満足している状態をBが感じてBが精神的に満足しているとき(自分の子が今日の出来事を母親に報告しているのを母親が子の状態について満足を感じているとき)の満足度)、色々のケースがあり、誰にとって何に関する精神的満足を従属変数にしているか、従属変数の説明因子として独立変数のとらえ方が適切かなどの要素も、統計解析の手法選択以前に重要だと思います。 なお自分の経験でも、説明の長さ詳しさというのは、妥当さ・満足度は、自分の状況、知りたいことの程度などで大きく変わり、これを単純に、説明が詳しい、説明が長いという側面で指標にすることに、かなりの困難さを感じます。そもそも、相手の話を十分に聴く事、相手に詳しく説明する事をうまく指標化できるのかも調べてください。
お礼
ありがとうございました。質問紙のデータを分析してみたのですが、なかなか結果は出ませんでした。 データの取り方から考え直す必要があることを学びました。