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シャドーイングについて
シャドーイングについて疑問に思った点を質問します。よろしくお願いします。 シャドーイングについて、単語の意味などが分からない状態で、発音を真似しても意味があるのか? 意味を知ったうえで、シャドーイングしないと非効率的なのではないか? 最も効率的な練習方法はどのようなものでしょうか?
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まず一つだけ、認識を統一しておきたいのは、「真似」というのは全くそっくりそのまま同じ"音"を出すということではないですよね シャドーイングする人の発音方法で"その音を出せれば"(例えば、/r/を聞いたら"その人の発音方法で"/r/を出せれば)いいんですよね = 日本人訛りがあってもいい ここをおさえないと回答内容が変わってしまいます つまり、全く同じを音をオウム返しで出すというのは、不可能に近いですし、英語の学習・習得においては全く意味がないことだからです シャドーイングに求めるべき効果というのは、まず一つは 発音を良くするとかそういうことではなくて、聞いた音(/r/)と同じ音(/r/)を発音できること、すなわち「/r/という音の認識ができている」ということです 言い換えると、自分で発音できる音は聞いても認識できる、ということです この分野は研究である程度確かめられていて、聞いた音を認識したうえでそれと同じ音を出すということは各々プロセスが違うわけです 聞いた音は、知覚されて、ある音という理解・認識がされる、というプロセス それと同じ音をだすということは、"ある音という認識"をもとにその人の発音方法で"その音"を出すというプロセス そしてもう一つあるだろうと言われているプロセスは、聞いた音と自分が出す音との照合(=同じ音であるか否か) つまりシャドーイングをすることによって、頭が普通よりいっぱい働かされるわけです そして何回も繰り返し"トレーニング"することで、あたりまえのこととしてしまう(=自動化) もう一つ求めるべき効果は、その音の認識を単語の意味につなげること つまり最終的には、音を聞いただけでその意味を自分の記憶から引き出せるようにすること このためには当然スピードが求められる(前述の音の認識も当然スピードが要求されます) ここで気が付くのは、結局やってる中身というのは私たちの日常会話と同じわけです 何が違うかというと、相手(教材)のスピードに合わせて発音することにより、意識的に自分の理解・認識のスピードや発音なども含めた発話速度を高めようという、一石何鳥かのことをシャドーイングはしようとするわけです ですから、質問の「単語の意味などが分からない状態で、発音を真似しても意味があるのか?」については、私の意見としては、"あまり意味はない"と思います 発音を習得したいのであれば、なにも、聞きながら一緒にやる必要はどこにもないからです 音を確かめながら、自分の発音を録音するなどして確かめるなど、ゆっくりやってなんの問題もないです シャドーイングの意義は、音と意味の関連づけを同時にやることです ただ、私の意見としては、ある程度の英語レベルに達してからでないと無駄だと思っています スピードが速くて聞き取れない、自分の発音も口がまわらなくてできない、ましてや意味なんかとれやしない、というような状態で無理してシャドーイングする意味はないと思います
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- oignies
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意味はあります。なぜなら、通訳素材を、最初は、シャドーイングしながら、 一回きいたあとで、逐次通訳すると、なぜか訳せてしまうからです。 だらだらながしてきくよりも集中力がいるし、シャドーイングしようとすれば、 はっきりききとれているかどうかよくわかるので、そういう意味でもやる意味 はあります。 教師のがわからしても、生徒のシャドーイングをチェックすることで、ある 程度、発音などをなおせるので、やる意味はあります。 まあ、あまり効率などかんがえずに、いろいろやってみることをおすすめし ます。 だれでも簡単にすらすら話せるようになるというセリフは、教材をうるため の宣伝文句で、そんな簡単に語学はみにつくものではありません。
お礼
ありがとう御座います。参考にします。
- jjubilee
- ベストアンサー率75% (367/485)
両方の方法を採られるべきでしょうね。 1)シャドーイングについて、単語の意味などが分からない状態で、発音を真似しても意味があるのか? → 意味は大ありですよ。「単語の意味などが分からない状態で、発音を真似」できたら、ネイティブ並です。 → ちょっと難しい説明かもしれませんが、もし意味が分からず上のことができたら、英語の音韻の世界ができあがっていることになります。普通は意味が把握できなくて、英語の音韻の世界ができあがっていなければ、シャドーイングをやっても、聞こえてくる音さえも、自分の都合の良いつまり音韻の世界のできあがった言語(つまり日本語)の似た音に変えてしまいます。 ***「音韻」というのは、特定の言語の音を認知できる音声波長の幅のことで、各言語によって体系が異なる世界です。英語のリスニングが難しいのは、すでに構築されている日本語の音韻の世界が、これから構築しようとする英語の音韻の世界ができるのをじゃましているからなんです。こればっかりは頭の良さとか悪さとかは関係ないんです。 2)意味を知ったうえで、シャドーイングしないと非効率的なのではないか? 最も効率的な練習方法はどのようなものでしょうか? → しんどいですが、こちらもやるべきでしょうね。 1)と2)の量が増えれば増えるほどネイティブにどんどん近づいていくということでしょう。「→ ∞」 でも日本国内だけなら、結構時間が(結構年数が)かかりますよ。日本国内でも、最近ならテレビやインターネットラジオなどで、自分の時間にすべて英語の放送を流しておくことはできます。日本語を聞いている時間より英語を聞いている時間の方が多くすることもできます。日本語は家族と学校や仕事場の仲間相手くらいになります。
お礼
ありがとう御座います。参考にします。
お礼
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