※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:採用ターゲットは日東駒専までという現実について)
採用ターゲットは日東駒専までという現実について
このQ&Aのポイント
学歴不問のオープンエントリー制が主流だが、学歴は見られている企業が多い
多くの企業が日東駒専以上の大学を採用対象としている
学歴を見る理由は、時間と費用の効率的な採用活動を行うため
元採用担当者が語る~就職活動のやり方~
学歴とエントリー
(1)学歴は見られていないようで見られている
今の就活は、オープンエントリー(自由応募。学歴・性別・地域に関わらず応募ができる仕組み。)が主流なので、エントリーの段階では、学歴は不問としている企業が大半です。
⇒このオープンエントリー制は、ソニーが1991年に導入して以来、多くの企業が追随してきました。
企業がオープンエントリーにしている理由としては、
(1)「採用に対して、学歴差別はしていませんよ」といったアピール
(2)無用な悪い噂を避けるため
という点をあげることができます。
特に、(2)については、現在のように、インターネットが普及した社会の場合、個人が情報を発信できるため、『OO会社では、学歴で採用を決めているみたいだよ』といったコメントがあるだけで、企業としてのイメージや信用が下がってしまうデメリットがあるため、公にしていないのが本音です。
⇒消費者向けのサービスや商品を販売している場合、採用活動に影響がでるだけではなく、直接的に売り上げに影響が出てしまうため、基本は学歴不要のオープンエントリーにしているはずです。
(2)ボーダーラインの学歴は?
多くの企業で採用対象としている大学の偏差値水準としては、
『日東駒専』以上の偏差値がある大学
が、一般的と考えられます。
⇒HRプロ株式会社で調査した結果によると、4割の企業がターゲット大学を設定している事実も公表されています。
⇒特に、上場企業の場合は、応募者の数が多くなるため、どうしても大学名を見る企業が多いと考えています。
なお、旧帝大、早慶上智、MARCH、関関同立以上の偏差値がある大学については、大学名で選考から外れてしまう事は少なく、いったんは選考に進める事が多いので、これらの大学(また、同等程度の大学)の場合は、必要以上に慎重になる必要はありません。
逆に、日東駒専よりも偏差値の低い大学の場合、エントリーをしても、採用対象外の大学としていることもあり、選考の連絡が来ない場合がありうる事をまずはおさえておく必要があります。
※学歴で選考が選考が進めない現実は知っておくことは大切です。そして、このサイトでは、「学歴で選考が進まない企業になんとか入る方法」ではなく、「そういう現実がある中で、どうやって(学歴を重視しない企業から)内定を取っていくか」という視点にたって、情報ををいろいろと掲載しています。
(3)なぜ学歴を見るのか?
「エントリーの段階で学歴は見ないのに、選考の段階でなぜ見るのか?」と素朴な疑問がわいてきますが、採用担当をしていると、『限られた時間の中で、いかに効率的に採用活動をしていくか』が至上命題となります。もう少し細かくみていくと、下記のようになります。
1.限られた時間
就活をしている学生が一番多い時期が、例年、大学3年の冬(1月)~大学4年の春(5月)となるため、この時期に、募集予定人数の大半の内定を出す必要があります。
もちろん、大学4年の6月以降も採用をしている企業が多いですが、就活をしている学生が徐々に少なくなってしまうため、基本は、1月~5月が採用のピークとなります。
このおよそ5か月の限られた時間が企業にとっての採用の勝負期間となります。
2.効率的に採用を行う
効率的とは、『費用』に関する点です。人財を採用するためにかかる費用としては、主なものとしては下記のとおりです。
・人件費(会社説明会や面接などを行う人の費用)
・場所代(企業内の会議室や外部の会議室、イベントホール等)
・求人広告費(リクナビなどの媒体に掲載する費用等)
・適性検査代(使用ごとに発生する費用or適性検査購入費)
・交通費(学生に交通費を支給する場合)
と、いろいろかかるものがあります。
企業が採用を行うのは、ボランティアではなく、事業を拡大させていくために採用を行うのですが、やはり、なるべく費用を抑えて最大の効果を発揮させる事がとても重要です。
特に、適性検査代は、多くの企業で従量制(使った回数分だけ費用が発生)の適性検査を導入している企業が多いので、費用を抑えるために、適性検査が通過しやすい学生を多く集めたいというのが正直な気持ちです。
そうなると、過去のデータから『偏差値の高い大学に通っている学生の方が、適性検査の通過率が高い』といった結果が出ることが多いので、学歴を見るのは、仕方ないのかなというのが、採用を行っていた管理人の感想です。
⇒偏差値が高い学生の場合、「事前に適性検査の対策をしている人が多い」のか、「受験勉強等によって、記憶があるので、適性検査が通過しやすい」のかいずれかの理由だと思います。
なお、管理人が採用をしていた時には、従量制の適性検査だけではなく、購入型の適性検査も導入しており、購入型の適性検査を通過した学生のみ、従量制の適性検査の添削依頼を外部機関に行っていたため、学歴にかかわらず、2つの適性検査を受験してもらっていました。
そのため、大学名にかかわらず、適性検査ができる学生も多くいたので、一概に学歴で判断をする事がすべてではないと思うのですが、企業によって、採用の基準は違うので、やはり学歴は見られているというのが現実でしょう。
⇒適性検査については、対策をすれば、通過しやすい試験のため、SPIの問題集を1冊やるなどの対策をしておくことが非常に大切です。学歴(過去)を変えることはできませんが、適性検査の結果(未来)を変えることはできます!
(4)学歴を本当に重視しない会社を見分けるには?
では、学歴を重視しない企業は本当にないのか?というと、もちろん、あります。それを見分ける方法ですが、実は求人票にヒントがあります。
求人票には、過去の『採用実績校』を掲載している企業が多いので、こちらをみます。すると、偏差値の高い大学ばかりではなく、そうではない大学を掲載している企業も多く、このような企業にエントリーをしていく方法があります。
また、若干裏ワザ的な方法ですが、『説明会(とそのあとに行われる適性検査)の予約をオープンにしている企業を狙っていく』方法もオススメです。この場合、学歴という壁がなくなるため、あとは適性検査勝負となります。
⇒採用をやっていると、適性検査ができる学生は、『学歴にかかわらず、まずは会ってみよう』という感じになります。そういった意味でも、適性検査の対策は非常に重要です。
もう一つ、素朴な疑問ですが、「説明会をなぜオープンにしているか?」という点です。この場合、『採用予定者数に対して、エントリー者数が少ない』状況のため、ハードルを下げていると見ることができます。
採用に対しての基準も下げている場合があるので、ねらい目です。特に、夏を過ぎても、採用をしている企業は、このような状況になっていることが多いので、積極的にエントリーをしていきましょう!
http://www.yarikata.biz/shin-entry/educational-background.html
これを見ると平均以上の日東駒専までは選考に進める確率が高く、それ未満になると選考すら進めない状況が発生するといいます。
有名大学出身者とそれ以外で分けるのは学歴差別ではないですか。