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来年の消費税増税について
このままいくと、来年春から消費税が8%に増税されるようですね。 会社経営者からすると、仕入れに費用がさらにかかり今から悩みの種です。 そこで、今のうちに少しでも増税前にできることというのはどういうことなのでしょうか? 仕入れを消費税増税前にたくさんすれば良さそうですが、そうなると棚卸し資産が増えるし、 原材料や商品は多く仕入れるのは危険な気がします。 何もしないのが一番なのでしょうか?
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私も会社経営者のはしくれです。 出来ることは、増税の経過措置の対象を理解されることが大事かもしれません。 一定期間にわたる契約の場合には、改正前に契約を締結することで、増税を回避できる納品等を受けられる場合もあるようです。すべての取引に言えるものではないと思いますが、すでに予定のある設備投資などでそのような経過措置の対象となれば、多少の前倒しによる契約等により、増税分のリスクから会費できるかもしれません。 制度上の考え方であれば、消費税は預りの税金にすぎません。また、必要経費にかかる消費税をコストと考えれば、売上の価格に転嫁をすべきであるのです。もちろんすべてを価格に転嫁できればよいですが、そうではないのも実態でしょうね。そのためにも、今後の取引について、契約等の交渉や単価設定を税抜きで考えられるようにし、そのうえで増税後の消費税を別に売上で集めるのです。そうすれば、経費などでの増税負担を超える増税による収入が増えれば、負担は軽減されることでしょう。また、増税前に仕入等を負担できる範囲で多く仕入れをされることですね。棚卸資産というのは、ご理解のあるようにリスクでもあります。リスクとメリットのバランスを考えることが重要ですね。 ただ、預かり的な税金ですので、売上などの消費税と仕入等を含む経費にかかる消費税の差額が納税額となるのが原則課税の適用を受ける課税事業者でしょう。そうなれば、預った消費税のうち納税しなければならない消費税部分が大きくなることでしょう。この部分を可能な限り資金繰りから切り離すことで、価格転嫁できさえすれば、負担にはならないことでしょう。このように考えれば価格転嫁できなかった部分の納税負担だけとなることで、それは利益部分の増税部分が増加する納税負担となることでしょうね。 設備投資をお考えであれば、計画を前倒しできる範囲で増税前に行うことさえできれば、必要以上の価格転嫁を考えずに済みますし、税抜きで価格転嫁出来れば、基本的に影響が低いことでしょうね。 ただ注意点としては、消費税対策で設備投資などをする際には、土地購入は無意味だということです。土地は消費しないという考えになるため、設備投資が工場や事務所などの場合には、その設備投資のうちの土地部分は消費税は課税されないこととなりますからね。無理な設備投資になってしまえば、別なところで首を絞められることにもつながることになりますからね。
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- tamiemon96
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あなたの会社が、 (1) 消費税の納税義務者で、 (2) 非課税売り上げはほとんどない (3) 消費税の申告は「原則課税」 であれば、ほとんど影響ないですよ。 仕入や費用の消費税が増える分は、消費税の納税額から差し引かれます。設備投資なども、支払った分は「仕入控除」で場合によっては還付されます。 逆に、5%で仕入れれば、仕入税額控除が少なくなり、その分「税務署への納税額」が増えるだけです。 この場合、棚卸の劣化や、運転資金の圧伏なども考えられますね。 むしろ心配は、売上に対する消費税が増えることによる、「売上の減少」です。 上記条件が異なる場合には、税率が低いうちに購入することも考えられますが、どの程度影響するか、試算した方が良いと思いますよ。
- zeirishiken
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増税前にすることということで、単純ですが「設備投資」があれば 設備投資をするのが良いと思います。 仕入についても、無理のない範囲内で若干数量を増やすなど、 多少の在庫を持っても良いかも知れません。 ただし、仮に100万円投資したところで、3万円しか変わりませんので、 そこまで躍起になって行うほどのものではないと個人的には思います。 必要な設備投資があれば、若干前倒しして行う 程度で良いのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 たしかに仰る通りですね。 価格に転嫁できればなにも問題はないのですが、消費者心理からするとそういうの関係ないですからね、、一度試算してみようと思います。