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需要関数/供給関数における価格弾性値について
数学や計量経済学の基礎が十分にない中での質問にて失礼いたします。 学術論文や研究レポートで、需要関数/供給関数を推定したものを見かけるのですが、需要/供給の価格弾性値は、示された需要/供給関数の中にある、変数「自己価格」にかかる係数の値と考えればよいのでしょうか。 また、ラグ付き関数の場合、変数「自己価格」にかかる係数の値が当期1期における弾性値であって、長期の弾性値については、関数形に依存するが、「自己価格」の係数と極限(lim)の概念を使って求める、という理解で合っているでしょうか。
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- at9_am
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回答No.1
> 需要/供給の価格弾性値は、示された需要/供給関数の中にある、変数「自己価格」にかかる係数の値と考えればよいのでしょうか。 需要関数や供給関数によるので、そうであるものもあればそうでないものもある、というのが回答になります。 弾性値は、価格の%変化当たりの需要・供給の%変化で定義されています。 したがって、需要関数や供給関数が D = M - α p1 + β p2 と書いている場合には自己価格の係数αは弾性値ではありませんが、例えば log D = M - α log p1 + β log p2 となっている場合には自己価格の係数αは弾性値になります。 ラグ付きにしても同様のことが言えます。
お礼
「補足」「お礼」の入力がなぜかうまくできず、遅くなってしまいました。 ご回答ありがとうございます。 「関数型が対数線形のとき、説明変数の係数は弾力性である」「その取り回しの良さのため、需要関数や供給関数の推定にはしばしば対数線形の関数型が選ばれる」という理解でよいでしょうか。