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需要曲線ー供給曲線では、なぜ、縦軸が価格で横軸が数量になっているのですか?
経済学の「今更人に聞けない疑問」です。需要曲線ー供給曲線では、なぜ、縦軸(y軸)が価格で横軸(x軸)が数量になっているのでしょうか? 需要曲線ー供給曲線では、縦軸(y軸)が価格で横軸(x軸)が数量になってますよね。でも、普通、「価格が変動するに従い取引される物やサービスの数量が増減する」のなら変数は価格になるように思うのです。 でもって、もしそうなら、普通、変数(価格)の方をx軸に置いて、Y=f(x)にするのが普通ではないでしょうか。つまり、縦軸(y軸)が数量で横軸(x軸)が価格にるのが自然ではないでしょうか。 もちろん、Y=f(x)はX=g(y)に書き換えられるでしょうから数学的には問題はないのでしょう。また、ものの本にはマーシャル以来そう記すのが伝統とか書いてありますが、何となく気持ちが悪いんですけど。どなたか、詳しい方教えてください。
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需要曲線ー供給曲線は、ご指摘のように、価格と数量のグラフ上にかかれます。 価格と数量と、どちらが原因かを考え、それをx軸にとります。 >「価格が変動するに従い取引される物やサービスの数量が増減する」のなら これが正しい一面もあります。値段が高ければ、作る数も増えますから。 しかし、農作物や魚介類の一次産品は、値段を決めて、収穫量を設定するわけではありません。米の出来すぎ、魚は獲り過ぎだと値段が下がり、不足だと上がる、すなわち、数量が原因です。暴落によって、段ボール代も出ないりでキャベツを畑で潰すなどは、価格設定が原因であればありえません。 工業製品は、価格設定をして、生産量を調整できます。しかし、儲かるとなると、似たような製品が出回る、すなわち数量が増え、値段がさがります。昨日、4GBのフラッシュメモリーが1500円でしたから、飛びつきました。 もしも価格が原因なら、高い価格を勝手に設定できます。まあブランド品がありますが、日常的には例外で、そんな物を買う人は少ないでしょう。ですから、原因は価格ではありえず、従って、数量が横軸になります。