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隣家との土地売買での問題と解決策を教えてください
- 隣家の方との土地の売買で問題が生じました。隣地を売買する話が進んでいたが、銀行からの借入資金のために売却できないという問題が発生しました。
- また、隣家も売却したいという意思があり、現金購入できる状況です。賃貸は考えていないため、他の解決策を探しています。
- 良い解決策はないか相談をお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
不動産業者です。 これには2つの見解があって、 1、その部分を売り渡すと、建蔽率や容積率その他制限を越えてしまい違法建築となる可能性がある場合。 2、銀行融資などの都合上、債権者(銀行)は、申請された担保評価に基づき保証会社の承認の元、抵当権を設定し、融資を行います。現在建物建築中で、まだすべての実行が終わっていない状態で、抵当権の一部解除を求めても、保証会社は承諾しないでしょうし、銀行窓口も嫌がって手続きしようとはしないでしょう。 1は、建築会社が間に入っているということは、この可能性は薄いでしょう。 2、は建築が終了し、すべての抵当権の設定が終わり、半年程度の滞りない返済を経てからでなければ、手続き申請もむずかしいと思います。この場合、保証会社の承諾を得られてもその売買金額から担保相応分、銀行へ借金を返済しなければなりませんから、隣家の方の手元に残るのはわずかだと思います。借金は減るが、手元にはあまり残らない。 現在、隣家の地積測量図作成などを今回売買時におこなったなら、分筆するだけで可能ですが、以前の世界座標を用いていない測量図しかないような場合は、確定協議や測量図の作成を経て、分筆という流れになりますから、全体を測量しなければならず費用も結構かかります。 ですから、買うなら本来隣地売却時に行うべきで、今となっては、なかなか現実むずかしいと思います。購入意思は伝えておき、再度隣家から申し出がある時に懐と相談するしかありません。 例外として、その部分を所有することにより、建築基準法に適合していなかった質問者さんの土地が法規をクリアする(建て替えできなかっいたのが可能になる)ような事案なら、可能ですが、面積が増えたり、地形が良くなる程度の理由では、直ぐには無理でしょう。 隣家も借金が減るだけで使える資金にはならない、手間や費用もかかる、とあまりメリットのある事ではなく、銀行に対して面倒な手続きを要するので積極的に行動することを期待するのはむずかしいでしょう。