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TPPが農業にあたえる影響について
TPPが農業にあたえる影響は大きいという人もいれば、農業にあたえる影響は小さいという人もいますが 1、みなさんはTPPにより農業はどの程度、悪い方向へ変化するとおもいますか?(予想つかない場合、自分の考えでも大丈夫です) 2、TPPにより、農業機械を販売する企業の売上や経営状況はどの程度変化すると思いますか?(予想つかない場合、自分の考えでも大丈夫です) 3、今から何年後くらいに上記の影響がでてくると思いますか?(皆さんの予想でも大丈夫です) お手数おかけしますが回答よろしくお願いします
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農業が危機に瀕しているのは失政が原因であり、抜本的な改革を行なわず現状のまま放置すればいずれ農業は崩壊します。TPPのせいで悪くなる、と考えるのはやや的外れだと私は思います。 >1、みなさんはTPPにより農業はどの程度、悪い方向へ変化するとおもいますか? AAA) コメ以外 一口に農業と言っても一部を除けば概ね関税は低いので(野菜: 3~5%、果物: 15~20%)、さらに関税を下げても影響は無い、あるいは効率化や差別化などの対策を立てれば充分対処可能でしょう。 たとえば過去にGATTウルグアイラウンドで対象とされた牛肉や果物は、自由化すれば壊滅すると言われていましたが、実際にはどれも立派に存続しています。 [牛肉] ・安い輸入牛肉が出回ったことで牛肉全体の消費量が増大したなか、国産牛肉の生産量は維持している。 ・農家の高齢化、生産意欲の高い農家の大規模化などにより農家戸数は減少したが、生産性は向上した。 [オレンジ] ・消費量全体の減少傾向が続き国産オレンジの生産量も減っているが、シェアは国産が9割を占める。 [りんご] ・消費量全体の減少傾向が続いている影響で、国産りんごの生産量も減少傾向。 ・高品質化が図られ差別化された国内産と異なり、外国産は味や歯ざわりなどの品質で消費者ニーズを満たすことができなかったため、ほとんど輸入されていない。 余談ながら、GATTウルグアイラウンドの農業対策として既に6兆円使われ、その内訳には無駄も多かったにもかかわらず、日本の農業は立派に競争力を確保しています。ですので、TPPに参加しても農業対策費用を積み上げる必要はさほど無いでしょう。 BBB) コメ 現状のまま放置しておいても米作はいずれ崩壊します。TPPとは関係ない国内問題ですので、TPPによるダメージとしてカウントするべきではないでしょう。 ・1ha未満の小規模農家が全体の8割 ・平均年齢65歳以上(35歳未満は僅か5%) ・農家の殆どが兼業農家 ・兼業農家の収入の殆どが農業以外の収入 というのが米作の実態。規模が小さすぎてまともに稼げず後継ぎも逃げていく、文字通りの「たわけ者(田分け者)」状態。大規模化、規制緩和、競争の導入など大改革によって稼げる農業に変身させない限り、低い農業収入、若者の農業離れ=農家の高齢化、消費者は高値で買わされる、政府は補助金出費を強いられる、という全員が不幸な状況は今後も続きます。そして衰退はとまらない。 どうせ避けて通れない大規模化、規制緩和、競争導入という改革メニューをみれば、もはやそれは自由化と同じこと。TPPを拒む理由はありません。 >2、TPPにより、農業機械を販売する企業の売上や経営状況はどの程度変化すると思いますか? 上述の通り、コメ以外は大した変化なし。米作は改革を断行し衰退から成長へ転じることが出来るかどうかにかかっています。改革の実行力がカギなのであって、TPPとは関係ありません。 >3、今から何年後くらいに上記の影響がでてくると思いますか? 5~10年で高齢化がさらに進んで、たとえばもし平均年齢75歳以上!などということになれば、農業従事者の死亡による農業人口の更なる減少、体力低下や健康悪化による生産性低下が心配されます。
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- hekiyu
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”TPPが農業にあたえる影響について ” ↑ ○米の生産コスト(2010) 日本 1ヘクタール未満 315円 /kg 5 未満 188円 15 以上 160円 中国 163円 米国 144円 農業生産額の3割を占める野菜の関税はすでにほとんどゼロであり、 穀類の中でもトウモロコシの関税はゼロで、小麦は9割以上が輸入品。 最大の影響を受けるのは関税率778%のコメだが、世界のコメのほとんどは 日本人が食べない長粒種で、日本と同じ短粒種の生産は世界市場の数%しかない。 品種転換は容易ではなく、「外米は脅威ではない」というのが多くの専門家の 意見である。 1、みなさんはTPPにより農業はどの程度、悪い方向へ変化するとおもいますか ↑ 政府の対応如何です。 これをきっかけにして、兼業農家を整理し、補助金を 止めれば良い方向に行くでしょう。 兼業農家保護の為に、補助金を増やすようなことを やれば、悪い方向へ行きます。 そして、票目当てで悪い方向に行く可能性が高いです。 2、TPPにより、農業機械を販売する企業の売上や経営状況は どの程度変化すると思いますか? ↑ これも対応如何です。 兼業を整理して大規模農業化すれば増えるでしょう。 補助金で保護すれば変化無しになるでしょう。 3、今から何年後くらいに上記の影響がでてくると思いますか? ↑ 五年ぐらいですかね。
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- nasi000
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農業分野の問題でTPP噛ませ犬の役に仕立てられているのが日本農業。 TPPが施行されれば、毎年2兆円以上の規模で農業関係者へお金がバラまかれる仕組み作りが予定されている(TPP推進の有識者会議による)。 また同時に企業参入を認めることで、企業へ向けてのバラマキとして行われる。現在の農業関係者へは現状維持される模様。 つまり過去の農業失政の上に、更に同じ失政のバラマキ政策がTPP施行によって実現することになる。 昨今では「日本の農業を大規模化し日本の農業を強くする」などというトンデモな大デマがプロパガンダとして広報され、農業実態を何も知らない人や情報リテラシーが低い人などにこの大デマが信じこまれている。 大規模農業といえば横断に車で数時間かかる1000ヘクタール前後の土地を使っての農業のことを指すのが国際的常識であるが、日本にはそもそもそのような土地が存在せず山や谷が多かったり住宅地が点在しているため大規模農業など物理的に不可能。しかしTPP推進派によって「土地の集約化などにより大規模農業を行なう農業改革によって農業を新たな成長産業にする」などというトンデモな大デマが広告されて、多くの日本国民がそれを信じて疑わないとう実態となっている。 このような現実に則さない話が前提になっている以上農業改革は必ず失敗する。TPP推進に協力した政官財の関連団体へお金がバラまかれる仕組みづくりが改革として行われて、TPP推進の関連団体は万々歳です。
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- kantansi
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1. 現在日本の重要農業品目とされ、高率の輸入関税がかけられているものはわずか以下のものだけです。 野菜などは、既に関税がないか、あってもわずか数パーセント程度で、実質輸入自由化されています。 米、小麦、大麦、脱脂粉乳、バター、でん粉、落花生、こんにゃく芋、砂糖 確かに米は日本人の主食であり、唯一自給できる農産物ですが、日本人が食べるジャポニカ米は世界の米生産量の20%程度です。 また、日本人の口に合うジャポニカ米となると実際に海外で生産されている量は、日本の需要の数パーセントです。 もし、日本が米の輸入を自由化するとなると、日本向けの米の生産に切り替える外国農家が出てくるかも知れませんが、日本と言う限られた市場だけを狙うのはリスクを伴うゆえ、それほど多くの農家が日本向けジャポニカ米に切り替えるとは思えません。 アトの品目も、生産農家にとっては死活問題かもしれませんが、小麦はともかくそれ以外については、私個人としては、全て安い輸入品に切り替わっても、特に国益を害することはないのではないかと思われます。 効率化を進め、生産物に付加価値をつけて国際競争力をつけられない農家には、申し訳ありませんが市場から退場いただくしかないでしょう。 よって、結果的には、TPPは日本のぬるま湯農政に対する刺激となり、日本の農業の競争力を高める良い方向に影響すると思っています。 2.TPPにより、日本の農業の効率化はさらに求められるゆえ、高性能の農機具の需要は高まると思います。 TPP以外でも、特にアジアでの食料需要はこれからも増大してゆくゆえ、益々農業の効率化が求められるでしょう。 よって、これからの農業機械メーカーには商機がどんどん訪れると思われます。 3.TPPに加盟し、その発効を待つのではなく、今からすぐにでも、上記方向へ農政を転換していくべきです。
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- horiisensei
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質問が日本の「農家」に与える影響なのか?「農業」に与える影響なのか? 近未来に確実に食料不足になるという全地球的規模で考えると良い影響しかありませんが小生の考え方を記させて頂きます。 1‥就農戸数は激減するでしょう。それは悪い事でしょうか? 就農者の平均年齢からすると座して死を待つような状態です。法人化が進めば若年層も「就職」を考えてくれるでしょう。個人経営の農家に親族以外が跡継ぎするのか? コスト競争に敗れた分野は衰退するでしょう、品質、鮮度(物流)など色々な要素があるので全滅では無いハズ、少なくとも6000円になっても小生はAAA米食べます。 国家的に(政治的に)見ると死に体に配分する金が伸びる分野に使えるので良いことずくめです。 表示、遺伝子などの危険を指摘する輩がおりますが今まで国産では危険は無かったのか? 働かない公務員の方が大問題で輸入量が増加するならそれに対応させてあとは消費者が選択できるようにすべし。200円の米が流通すれば餓死または生活苦の人が減ります。 2‥戸数が減るのだから国内販売は減少するでしょう。当然に地方の販売、整備の職も減るので過疎化は進みます。人口が減っていく流れでそれは悪い事なのでしょうか? 現在の農協を食わせるための仕組みの方が問題です。 3‥TPPの内容が明らかになっていくと「そろそろ潮時」という高齢農家の離農が加速度的に進むでしょう。 関連してセーフティネットの充実(基準の厳格化を伴う)なども必要でしょうが技術の伝承者としての需要はあるハズで海外で展開する農業法人の指導など老体に鞭を打って補助金を蝕むだけが未来ではないと思います。
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- nosamajin
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上から順に回答します。 ・1 大きく悪い方向へ進むでしょう。 日本の場合は国土が狭いのですが、他国(特にアメリカやオーストラリア)は国土が広いので、単純に生産力に大きなハンデが生じます。 他国からの安い輸入農産物の増加は国内の内需を大きく奪うことになりますので、国内農業の衰退は免れません。 ブランドに特化することで乗り切れる、互角に戦えるという意見も一部にありますが、それはごく一部が潤うだけで、国内全体で見ると勝ち目はありません。 ・2 農業機械については外国向けに特化することでアップする可能性はあります。 自動車メーカーが国内から国外にマーケットの機軸を移したのと同様の事です。 日本の農業機械が世界でどういう評価を得てるか私はよく分かりませんが、それほど低い評価ではないと思うので、そこそこいけるでしょう。 ただし、為替レート変動による影響をモロに受けることになるでしょうから、最終的に良くなるかどうかは不明です。 収支が為替レートに左右されることで安定しなくなる可能性は確実でしょうが。 ・3 TPP加盟・発動して直ぐは出ませんが、早ければ1年後あたりから影響が出てくるでしょう。 TPPは農業だけでなく、日本の生活面全てに影響が出ます。 しかし、良い効果よりも悪い効果の方がはるかに大きい事だけは間違いないでしょう。 その良い効果も恩恵を受ける層は非常に限られた一握りに過ぎません。
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