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アーク溶解について
先日、アーク溶解を行いました。 そのアーク溶解装置の簡易マニュアルに、 「アーク発生中(フットペダルを踏んでいるときに)、アーク棒の先端と試料を接触させないこと」 とあったのですが、これはなぜかわかる方いらっしゃいませんか? 先輩に聞いてみたところ、アーク溶解を必要とする研究している先輩が、昨年全員卒業してしまったそうで、細かいことを答えられる人がいませんでした。 真空をひいているため、先端と試料を接触させるとくっついてとれなくなるとか、試料が使い物にならなくなるとか、そういう単純な理由でしょうか? アーク溶接なら試料にくっついて剥がれなくなるとのことなので、同じと考えればいいんでしょうか? そもそも接触させなければいいと言われたのですが、ちょっと気になっています。 よろしくお願いします。
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- ImprezaSTi
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回答No.1
簡単ですが、接触することで放電が無くなる=温度が下がるので、溶融部分が固化してトーチが試料から離れなくなり、以後の溶解が出来なくなります。こちらの方の理由からだと思います。 あと、接触すると大電流が流れて電源が壊れるかもしれない、とも考えましたが、通常は、壊れる前に保護回路が動作するので、こちらが原因ではないと思います。
お礼
解答ありがとうございました
補足
以後の溶解が出来なくなるということは、トーチを取り外して替えるなりする必要があり、装置のふたを開けなければならないので、やっかいですね。真空をひきなおすのに時間がかかってしまいますし、その日の作業は断念ということになるでしょうから、気をつけようと思います。 あと、まだまだ未熟で、アークの発生しているトーチ自体が試料には触れていないものの、トーチの側面が試料が入れられている球状のくぼみのところの端に触れて、一瞬くっつきかけるといった失敗をしています。そのせいで、うまく金属間化合物ができなくなるといったこともあるのでしょうか?(変な質問の仕方ですみません、状況がうまく伝えられないので、よくわからなかったら無視してください。) どちらにしても、その試料には、トーチがくっつきかけ、それを剥がした際に、トーチからからすす?みたいなものが剥がれて、混ざってしまったように感じました。時間があるので組織観察はしてみようかと思いますが、これに関しては失敗してしまった可能性があることから、次は気をつけてアーク溶解してみたいと思います。 解答ありがとうございました。