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どっちを修飾?
"a number of NGOs representing local communities"のrepresentingは後ろ修飾して「地方のコミュニティを代表する多くのNGO」なのか、前を修飾して「地方のコミュニティの多くのNGOの代表」となるのかわかりません。 どちらかなのかと、どういう文法でそうなるのかお教えください。
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English-speaking countries こういう英語はある意味例外です。 ハイフンがあるでしょうし,このハイフンがないせいで,わかりにくくなるパターンはあります。 people speaking English こういう英語を見たら,speak English というつながりのまま ing がついて 形容詞のかたまりとして people を修飾。 represent は「~を代表する,表す」という他動詞。 NGOs representing local communities という英語をみたら,local communities は represent の目的語 と素直に感じるだけです。 とにかく,二重三重構造になっていく。 文に動詞は1つ,というのは述語レベル(これも接続詞でつながれれば複数になります) 不定詞・動名詞・分詞は述語になるわけじゃない。 representing で形容詞,というのでなく, representing local communities でかたまりで,NGOs を修飾。 この部分にも represent local communities という VO 関係が成り立つ。 大きな主述構造とは別に represent という動詞について,文型が成り立つ。 「地方のコミュニティを代表するNGO」 こういう日本語も同じです。 この「を」は主となる文として「を」でなく, あくまでも「代表する」につながるだけ。
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- Nakay702
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No.1です。 補足にお答えします。 >「後ろを目的語としてとって、前を修飾」はどういう分析でそう判断されたのかを知りたいです。 ⇒次の3つの理由によります。 (1)名詞を修飾する形容詞はその名詞の前につきますが、形容詞句や形容詞節は名詞の後につけるのがふつうです。 例:a rolling stone(転がる石)、the teacher standing at tke gate (門のところに立っている先生)。 これすなわち、a number of NGOs representing local communities の中の形容詞句 representing local communities は、その前の名詞 NGOs にかかっている、と考えるのが自然な解釈になります。 (2)represent(代表する)は他動詞で、目的語をとります。そこで、a number of NGOs representing local communitiesの中で、その目的語としての候補となりうる語は、NGO sと communities だけです。そして、動詞の目的語は通常その動詞の直後に置かれます。 ゆえに、representingの目的語は local communitiesであるということになります。さらに、NGOsを representing の目的語だとみなそうとすれば、上の(1)で得た結論との間に齟齬(=矛盾)をきたしてしまいます。 (3)この語句a number of NGOs representing local communitiesの意味を、現実社会における状況に照らし合わせてみれば、「NGO(非政府組織)」が「地方のコミュニティ」を代表することはあっても、その逆、つまり「地方のコミュニティ」が「NGO(非政府組織)」を代表することは、社会通念上まったく考えられません。 以上、「representingが local communities を目的語としてとり、a number of NGOs にかかってこれを修飾している」、という構文解釈の理由・妥当性について説明いたしました。ご理解いただけそうでしょうか。
- wind-sky-wind
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不定詞,動名詞,分詞,これらすべてについて同じことが言えます。 I like to play tennis. この tennis について,どう感じますか。 文の最後にくる場合はまだわかりやすいと思いますが, To play tennis is fun. Speaking English is difficult. こういう英語がおわかりでしょうか。 ここで,tennis, English はそれぞれ,どういう役割を果たすか。 to play で名詞的用法,「すること」とだけでなく, to play tennnis でかたまりとして「テニスをすること」 play tennis という動詞のつながりを残したまま,to play tennis とするわけです。 speak English というつながりを残して Speaking English でかたまりで主語。 「英語を話すことは難しい」 日本語は何の問題もなく作れます。 この「英語を」ってどんな役割なんでしょう。 日本語なら考えなくてもいいわけですが, 文全体として「を」となるのでなく,あくまでも「話す」とつながる。 これを外国語である英語では構造的に speak English という VO というつながりを残して speaking English としているわけです。 I like to play tennis. こういう英語にしても,tennis は like と直接つながるのでなく, play tennis という VO のつながりを保って to play tennis となるわけです。 ただ,不定詞で名詞的,というのでなく,動詞としての性質が残り, 目的語とつながる。 日本語だって同じような構造になっています。 もちろん,不定詞だの動名詞だのというのはありませんが。
補足
説明された例はわかりましたが、 "NGOs representing local communities" は、品詞としては、動詞がなく 名詞 + 形容詞 + 名詞 の形ですよね 形容詞(名詞 + 形容詞) + 被修飾名詞 か 被修飾名詞 + 形容詞(形容詞 + 名詞) かが ご説明では、名詞 + 形容詞(動詞 + 名詞:目的語)の形ということですかね。 私は何がわかっていないんでしょうかね。
- wind-sky-wind
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a number of people speaking English こういうわかりやすい英語で考えてみればわかります。 もし,speaking が English を修飾するのであれば, people が後の英語とつながりません。 speak English という VO という関係を保ちながら ing がつく。 そして,speaking English が people を修飾する。 それに,representing のような他動詞が1語で前置するのは interesting/exciting/surprising のような「~させる」系の単語で 形容詞化しているものに限られます。 逆に他動詞なのだから,local communities の部分は represent の目的語と考えるのが自然です。 「地方のコミュニティの多くのNGOの代表」 representing ~で「代表する~」のような意味にはなりませんし, NGOs とのつながりが感じられません。 したがって,「地方のコミュニティを代表する多くのNGO」の方が正しいです。 a number of ~は「多くの~」とするのが定石ですが, 「いくつかの~」の方がより正確(文脈にもよります)という意見もあります。
補足
「speak English という VO という関係を保ちながら ing がつく。」このことがよくわかりません。どういうルールに基づいてそういう解釈になりますでしょうか?文法書のどの辺を見ればわかるようになりますでしょうか。
- KappNets
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representing 以下の形容詞句 (= representing local communities) はその直前の名詞 (= a number of NGOs) を修飾します。言い換えれば a number of NGOs は represent local communities の主語の役割をしています:A number of NGOs represent local communities. 地方のコミュニティの(多くの)NGOの代表、と言いたければ:a representative of local NGOs.
補足
すみません。なぜ、representing local communitiesが形容詞句と決められるのでしょうか。なぜ、representingが単独でNGOsを修飾していないと決められるのでしょうか。この辺の説明が文法書に見つけることができません。文法書のどこにこのルールが書かれていますでしょうか。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
どっちを修飾? "a number of NGOs representing local communities"のrepresentingは後ろ修飾して「地方のコミュニティを代表する多くのNGO」なのか、前を修飾して「地方のコミュニティの多くのNGOの代表」となるのかわかりません。 どちらかなのかと、どういう文法でそうなるのかお教えください。 ⇒「後ろを目的語としてとって、前を修飾」します。 なので、「地方のコミュニティを代表する多くのNGO」が正解だと思います。
補足
「後ろを目的語としてとって、前を修飾」はどういう分析でそう判断されたのかを知りたいです。
お礼
なんどもありがとうございました。 もともと分かりにくい文なんですね。慣れたら修飾関係がわかるようになるということで納得できました。 動詞にingがついても、VOの関係は維持されるということは勉強になりました。