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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ポーツマス会議でのウィッテ提案を拒否していなければ)

ポーツマス会議:ウィッテ提案拒否の行方は?

このQ&Aのポイント
  • ポーツマス会議後半において、日本全権の小村寿太郎がロシアのウィッテの提案を拒否していなければ、会議の行方はどうなっていたのか?ロシア本国も樺太全島を日本に割譲し、講和成立する可能性があった。
  • 小村の拒否により、ロシア本国が提案を拒否し、交渉が長期化する可能性もあった。最悪の場合、ウィッテが解任され、強硬派が全権に就任し、会議が決裂することも考えられる。
  • 代わりに日本が新たな要求を突き付けることもあり得た。例えば、既に妥結していた東清鉄道南部支線の権利譲渡区間を、当初要求通りハルビンまで求めるなどの可能性がある。

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  • ithi
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回答No.3

tegetege77 さん、こんばんわ。 NO1です。 ウィッテは、皇帝より「一にぎりの土地も、一ルーブルの金も日本に与えてはいけない」という厳命を受けていた」。ですから樺太南半分の割譲はロシア側にとっては大きな譲歩なのです。このポーツマス条約の会議の間にもかなりの交渉が日ロ両国の使節と本国との間で持たれ、難航したようです。そして、日本にはもう戦費も戦力もあまり残っていませんでした。だから、ここで講和条約を成立させないと、この後の国家の経営が成り立たないというところまで来ているのです。だから、日本政府は賠償金支払いを放棄したのです。 詳しくはこのURLを参照してください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%9E%E3%82%B9%E6%9D%A1%E7%B4%84

その他の回答 (2)

回答No.2

 かなり以前にNHKのドラマで「ポーツマスの旗」 というのをやってました。  その中で賠償金云々の話になり、ご指摘のように 小村がゴネたのを口実にウィッテは、取材に来ている 各国の新聞記者に向かって「日本はカネもうけのために 戦争をしている」と講和内容を吹聴したため、立場を 無くした日本側は償金の件は放棄せざるを得なくなりました。  とはいえ領土は寸土たりとも与えない習慣のロシアが 樺太南半分を譲ると譲歩したのだから、償金と引き換えに 北半分、つまり樺太全島で交渉したら (1)で妥結出来たと思います。  しかし (2)も十分考えられます。ウィッテが本国にどう報告するか によるでしょう。 でも戦力がもう続かない日本と、革命の足音におびえるロシアと 状況は同じ、早く戦争を止めなければ国が滅ぶかも知れません。 妥当なところで他の講和内容はそのままとして (1)の樺太全島の 割譲で講和と考えます。

tegetege77
質問者

お礼

「ポーツマスの旗」。自分も原作を読んで、会議の緊迫した状況を初めて知りました。 ロシアにとって樺太の北半分と南半分は価値が全く異なるのでしょうか? 上記小説の中でウィッテが「北半分は沿海州の安全保障のため譲れない」云々と言っていますが、それがブラフで、今後の交渉材料として北半分を温存しておく意図があっただけなのか、それとも本音なのか、までは読み取れませんでした。 もしそのあたりをご存じなら、補足をお願いします。 有難うございました。

  • ithi
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回答No.1

tegetege77 さん、こんにちわ。 たぶん、2でおかしくないと思います。アメリカは最後のほうで日本の賠償金問題で掌を反していました。つまり、それまで同情的だった日本に対して圧力をかけてきたのです。また、小村寿太郎も日本政府からの「ニコライ2世が樺太南半分割譲を考えている」という電報を受け取らなければ、交渉決裂を覚悟していました。

tegetege77
質問者

お礼

やっぱりそう思いますか? アメリカの掌返しは、No.2さんの書いているとおり、ウィッテの戦術でロシアへの同情論に傾いたアメリカ世論をルーズベルト大統領が意識して、とのことだと思います。 ロシア国内では南半分はともかく、北半分は絶対に譲れない、という空気だったのでしょうか?もしそのあたりをご存じなら、補足をお願いします。 有難うございました。

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