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山下奉文の奇行について

昭和15年12月、陸軍航空本部長であった山下奉文中将はドイツ派遣航空視察団長としてベルリンを訪問しています。この折、ヒトラー独総統と会見し、ドイツの来春の対ソ攻撃作戦(バルバロッサ作戦)計画の存在を打診されたと言われています。中将はシベリア鉄道を利用して帰路につきますが(映画でお馴染み)、途中モスクワに寄りスターリン・モロトフらと会いソ連首脳部にこの情報を漠然とリークしていますが、彼には何か政治的意図があったのでしょうか。余りにも口が軽く思慮に欠くとしか言いようがないのですが・・・それともドイツ側も山下中将の口の軽さを利用して情報錯綜を狙ったのでしょうか。

みんなの回答

  • Saturn5
  • ベストアンサー率45% (2270/4952)
回答No.1

その当時から日本には太平洋戦争の意図がありました。 しかし、国力の小さな日本が四方を的にして戦うことは誰の目から見ても 明らかです。それゆえに、満州国の背後であるソ連に対しては、 日ソ不可侵条約を結び、結果的にそれは終戦間際まで守られました。 バルバロッサ計画のリークはそのための話の糸口だったのでしょう。 また、当時は頭が切れていたヒトラーがヤマした中将がロシアに情報を 流すことを考えなかった訳はないでしょう。何よりも、ドイツの十八番である 電撃侵攻作戦を他人に話をするのは考えられないことです。 それを曲げたのは以下の2つの理由でしょう。 ・ドイツの侵攻作戦はフランスやロシアのスパイによって、既に国民が知る レベルのことになっていた。 ・山下中将の国際的な信用力を軽視してた。 ワンピースで、キャプテン・クロがウソップに正体を見られたのに無事に村に返した のと同じです。ウソップの言葉には信用力が無いと見抜いたのです。

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