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英文読解における辞書に活用について
リーディングの方を中心に勉強しているいる、英語学習者です。最近、比較的読みすい英字新聞を購読するようになったのですが、それでも分からない単語が山ほどあって、平均して、2、3行置きには、辞書を引いています。 以前、英語学習を題材にした本で、辞書を頻繁に引くような読解は、英文を読むリズムが養しえず、その上、量をこなせいため、あまり意味がない、みたいなことが書いてありました。 それで、今まで、ルビ訳や注訳がついたものを読むようにしていたのですが、これだと苦労して単語を調べる手間がない分、単語が頭に残らないのでは、と思うようになりました。 辞書を引いて単語力を調べてみると、手間をかけて単語の意味に到達する分、頭に残り易いし、辞書を引く面倒な作業を避けようと自力で何とか英文を読もうという姿勢も出来上がってくるのでは、と思いました。 さて、他の英文学習者の方々は、英文読解に辞書をどのように活用しているのか是非、教えていただきたいと思います。
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(引用:英字新聞を購読するようになったのですが、それでも分からない単語が山ほどあって、平均して、2、3行置きには、辞書を引いています) No.1の補足回答です。英字新聞で2,3行おきにしか辞書を使わなくて良いのなら、かなり上達した方だと思われます。その上達具合なら、自分で満足のいく範囲内かつ時間の許す範囲内で単語を辞書で調べるのは効果があります。だから、満足できる範囲内で辞書は使ってよいはずです。決して回数を惜しんではいけないと思います。というのも、わからない単語は遅かれ早かれ自分で征服しなければならないのですから(2,3行おきならとことん引くことにはなりませんけれども)。でも(ひょっとして受験生、若しくはそれもどきなら)時間がなくて次を読まなければならないときもありますよね?そんなときは、鉛筆片手にわからない単語に印を付けておいて同じ不明単語が二回以上出てきて困ったときや、一回しか出てこなくてもその単語が内容理解の鍵らしいとにらんだときにそんな単語を優先したらよいと思います(小生もそうしていました)。普通鍵となる単語は、順番に1、主語になる名詞、2、その人・物の動作を示す動詞、そして3、動作の対象の目的語(名詞)です。その他の修飾語などは後回しでも十分です。 但し、「単語の意味に到達する分、頭に残り易いし」とわかっているなら、欲張ってその上を狙ってみたらどうでしょうか?それは一度読んだ文章を(頭の中で黙ってか、実際に声に出して)復唱して単語を、また文章そのものを復習することです。このほうが記憶に残るし、辞書引きの苦労もさらに報われます。人間の記憶は、単語単位より文単位、文章単位のほうが鮮明に残ります。辞書はそこに達するための大切な道具です。
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- nagatos
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>辞書を頻繁に引くような読解は、英文を読むリズムが養しえず、その上、量をこなせいため、あまり意味がない、> こういう考えが普及する前に、「辞書を引け。忘れたら100回でも1000回でも引け」という考えにのっとり、新聞を読みつづけていました。辞書をひいたほうが頭に残るのは普通だと思います。 ただ、英語圏は「語彙の豊富」さを誇る文化なので、英文を辞書なしで読むのは難しいはずです。(たった一語でもわからないと気持ち悪いときもあれば、ほとんどわからなくても平気なときもあります。) 私は、「単語」だけおぼえるのが苦手、好きじゃないので、辞書をひく方がいいです。いずれにしても、辞書なしではどうしようもないことは確かです。 * (graded readearsなどを使って)多読で英語になれるのは、言葉のニュアンスをつかんだり、素早く読めるよう(英語に目がなじむ)になるには、非常に有効だと思います。 「文法書や辞書がすべて」という古風な学習を打破した功績は大きいです。簡単な英語の多読が「ベスト」であるとも信じています。実力に見合った「辞書がほとんどいらない程度」のものを選べということです。 私は、新聞を読むようになっても、penguin readers や VOA Special English もやっていました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 考えてみれば、英語は語彙の数が半端ではない言語ですよね。新聞などを読むのに、辞書を多様をするのは当たり前、くらいに仰ってもらえると正直安心します。 辞書は言語学習における必須アイテムであり、これを語彙の知ったかぶりで使わない手はないですよね。 これからは、辞書がボロボロになるまでしっかり引こうと思います。
- Michelina
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>ルビ訳や注訳がついたものを読むようにしていたのですが、これだと苦労して単語を調べる手間がない分、単語が頭に残らないのでは、と思うようになりました。 そのとおりだと思います。やはり自分で辞書を引く、あるいはインターネットで調べたり、というアクションは、「覚える」ために重要な役割を果たしていると思います。 ニュースなどを読んでいて、基本的に一番大切なのは動詞です。文章の中に分からない単語が幾つかあっても、一番ポイントになる名詞(誰が、とか、この会社が、とか)と続く動詞の意味が分かれば、あるいは想像できれば、何となく「何を言っているのだな」をいうのが分かると思います。 いちいち分からない言葉に遭遇したとき辞書を引くのではなく、持っている知識で何となく意味を想像しながら読んでいく、そして読み終えた時点でどうしても分からなかったキーとなるだろう単語の意味を調べます。(分からない単語をはじから調べるのではなく) 会話でも同じことだと思います。会話中わからない単語が出てきたからといって、いちいち意味を調べたり尋ねたりしていては先に進みません。特にスピーチなんかを聞いている時でしたら、中断して言葉の意味を聞くなんていうのは不可能です。そういうときに、意味を想像しながら、「この単語意味が分からないけど、きっとこういう意味だろうな」と考えていくことによって、意味が分からなくてもその単語を頭に残す(記憶に残す)ようにします。そして時間のあるとき辞書を引き、自分の解釈が正しかったのか間違っていたのか確認します。 そうしていくうちに辞書を引く回数って自然に減っていくと思います。私が考える一番大切なポイントは、意味が分かろうと分からない状態であろうと、自分の記憶に取り組んでいくことです。単語さえ頭に入っていれば、それを後から正しい意味や使い方と組み合わせていく作業が可能になるからです。そのほうが、意味と単語とスペルを同時に覚えるより、鮮明に記憶に残ると思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 ただ、闇雲に辞書を引きまくり、意味を追うのではなく、 最後の確認として、文の意味をきちんと押さえるための手段として引くようにするということですね。 辞書に頼り切るのではなく辞書を有効に活用することを改めて教えて頂いたようなきがします。
- Birmingham
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小生もそのような学習時期がありました。今は何の苦労もなく英語を毎日つかっています。基本的には読んだ量が、すらすら読むという意味での読解力(正確に訳すのは、別物で「翻訳力」)を決定します。これは日本語が得意な少年・少女にも当てはまります。わからない言葉は辞書でいやにならない範囲で徹底的に調べるのは、将来同じ単語で困らない為に必要な保険で、決して省けません。但し、毎回これでは量がこなせないので、概略だけ理解すればよい粗読と、詳しいことまで調べる精読の両方が必要です。粗読には辞書があまり要らない文章を、反対に精読には1ページで数回辞書を引く程度の文章を用いれば、読解力が増大します。もっと大切なのは、一度読んだ文章を今度こそは辞書なしで読めるように繰り返し読むことです(すらすら読めれば文の意味が頭の中に入ってきているということです)。この際に日本語で行間にメモが書いてあってもかまいませんが、必ず頭の中で英語を発音したほうが脳への音声効果で語彙が増えます。この繰り返しが、結局辞書を使う回数を徐々に減らしていきますし、もっと難しい内容の文章も読めるようになります。
お礼
ご回答ありがとうございました。 私も、一日も早く、Birminghamさんのような英語の上級者になってみたいものです。 最近の風潮として、文法や辞書にしがみつくような学習は時代錯誤といわんばかりに軽視されているように思います。しかし、今の昔も根本的な英語学習へのアプローチというのは変わらないはずです。 改めて、大事なことを再確認させていただき、ありがとうございました。
お礼
度々のご回答、誠に恐れ入ります。 私が読んでいる英字新聞は、英字新聞と言っても、日本人向きに読みやすく書かれたもので、内容は、それほどでもないと思います。それでも、初めてみる単語がゴロゴロしていて、けっこう大変です。 しかし、辞書を引くことに何ら引け目を感じることはない、ということが分かった今なら、とことん、辞書を引くことに拘ろうと思います。いろいろと励ましてくださって、本当にありがとうございました。