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【至急】心理学研究の仮説について
心理学の研究を初めて行っています。 方法は質問紙により、全て既にある尺度を使います。 内容は、趣味があるかないかによって、孤独感と自己開示度が影響するかです。 その趣味があるかないかという質問項目が(元々作成されてあったもの)があるので、それを分析で高低群にわけ、趣味がしっかりとある人は、孤独感が高い、自己開示度が高いなどということをみていこうと思っています。そこで男女差もみるつもりなのですが、以下のような仮説は純粋におかしいですか? 理論仮説 1.趣味程度が高群の男性は孤独感が低い 2.趣味程度が高群の女性は孤独感が低い 3.趣味程度が高群の男性は自己開示度が高い 4.趣味程度が高群の女性は自己開示度が高い 5.趣味程度が低群の男性は孤独感が高い 6.趣味程度が低群の女性は孤独感が低い 7.趣味程度が低群の男性は自己開示度が低い 8.趣味程度が低群の女性は自己開示度が低い ..どうでしょうか?上記で使っている変数は一応例えなので、理論的におかしいかとは思いますが、今は内容を抜きにして、このような仮説が有りかどうかをお聞きしたいです。 よろしくお願いいたします。
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- AKARIHIME
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1と2のかたがおっしゃっていますが、まず基本となる理論が背景にあり、それにそって、あるいはそれと反論するような研究をするのであれば、そのような仮説を立てます。 この仮説ですと、(1)趣味が多い男性は孤独感が低く、自己開示が高い。(2)趣味の多さと孤独感の高さ、自己開示度の高さに男女差はない、となります。 そして趣味程度が低い人はその真逆になるわけですよね。 この仮説の立て方は、理論仮説ではなく作業仮説でしようね。 なぜなら、理論がないからです。 また、高群と低郡の分け方も、自己開示度が高い低いも、何を基準に高いか低いかわけるのかわかりません。 あせらず、先行研究を読み、「趣味の定義」「孤独感の定義」「自己開示の定義」もしっかりとおこなって、基盤つくりをやり直すといいと思いますよ。
- vzb04330
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No.1の方がおっしゃるように、仮説を立てるに当たっては、それに先行する理論があるか、もしくは、先行研究による何らかの知見があって、そこから作業仮説を導く必要があります。 それ故、この1~8の項目のように、単に羅列したものでは仮説とはいえません。 これでは、単に用いる変数・尺度を場合分けした上で、それらを組み合わせたリストにすぎません。 また、最初の指摘と重複しますが、「今は内容を抜きにして」ということも、あり得ないと思います。 質問文の途中にあるような、「趣味がしっかりとある人は、孤独感が高い、自己開示度が高い」ということがらでしたら、仮説となり得ますが、この場合も、初めに書いたように、先行する理論なり、先行研究の知見なりを根拠に仮説を立てる必要があります。 もう一度心理学の研究法の基本を確認するとともに、実際の論文をいくつかお読みになって、仮説の建て方がどのようになっているか、また、それらがどのように検証されているかを具体的な例として確認されることをお勧めします。
- orrorin
- ベストアンサー率65% (88/134)
仮説を立てるには先立つ理論が必要です。 それがきちんとあれば、このような変数の組み合わせを羅列するようなものにはなりません。 これでは結局、「どうなるかわかんないけど、たぶん関係があるだろう」といっているのと大差なく、そういう場合は「趣味の有無と性別によって、自己開示/孤独感に差がある」というのが仮説になります。 それと従属変数に高低という表現を使う場合には、「何と比べて」ということを明記する必要があります。 たとえば1と5の被験者を比較して差があったとしても、それだけでは仮説に書かれているような高低の議論はできません。