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「及ばざる非難はあらざる」はどいう意味?
「営口と云ひ、漢口と云ひ、與倉少将の手腕は、歴々徴す可し。 或は其過ぎたるの識はあらむ、未だ及ばざる非難はあらざる也。」 よく分からないので、全体の意味をお願いします。
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#2です。補足です。 >>「或は其過ぎたるの識はあらむ」の解釈はno.1と違いますね。どちらが適当なのか、私よく考えなければなりません。 #1さんの「ことわざの「過ぎたるは及ばざるがごとし」(行き過ぎは不足と同じくらいよくない)を意識しての文と思われます。」には賛成です。 しかし、ここで意識されているのは「同じくらい」の部分ではなく、「過ぎたる」方は非難があろう、「及ばざる」方の非難は無い、という対です。 営口と云ひ、漢口と云ひ、與倉少将の手腕は、歴々徴す可し。という言葉で彼が「やり手」であることは、認める。 或るは(=人によっては)やり過ぎ、と非難する場合があったとしても、やり不足(妙な言葉ですが)と言う批判は聴かない、と言う意味だと思います。
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- SPS700
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営口(地名)といい、漢口(地名)といい與倉少将の手腕は一つ一つ取り上げるべきものである。時にはそれが(彼の手段が)行き過ぎだったという非難はあるかも知れない、(しかし)それが足りなかったと言う非難はなかったのである。 識は「譏」として現代訳しました。
お礼
「或は其過ぎたるの識はあらむ」の解釈はno.1と違いますね。 どちらが適当なのか、私よく考えなければなりません。 とりあえず、ありがとうございます。
戦前のことのようですね。 >「営口と云ひ、漢口と云ひ、與倉少将の手腕は、歴々徴す可し。 「営口や漢口での功績を考えると、與倉少将の能力の高さは、はっきりと分かると言っていいだろう。」 営口、漢口:中国の地名。與倉少将が、そこで優れた働きをしたようです。 >或は其過ぎたるの識はあらむ、未だ及ばざる非難はあらざる也。 「言い換えれば、彼の判断能力が高すぎるほどであり、彼に対すして不当な批判すらあったことがないのである。」 ことわざの「過ぎたるは及ばざるがごとし」(行き過ぎは不足と同じくらいよくない)を意識しての文と思われます。 與倉少将の能力が非常に高いため、それが分からず、きちんと評価できていない人の批判は的外れになっているということのようです。
お礼
素早く答えてくれてありがとうございます。
お礼
なんとなく分かった気がしました。ありがとうございます。