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「となり了りぬ」は何の意味ですか。

「されば憐れむ可し、孔夫子は、歴代治者の商標となり了りぬ。宛も達磨が煙草屋の看板の如く、孔夫子も政治屋の看板となり了りぬ」 「となり了りぬ」の意味がわからないので、全体の意味が取れません。 文章全体の意味を教えてください。 お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • SPS700
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回答No.5

    #2です。補足です。 >>http://www.cafe-de-cigarette.com/17_9416.htmlを見ましたが、「だるま刻み」がよくわからないのです。「だるま刻み」はいったいなんですか。看板の達磨って仏教の達磨を指していますか。 どうか教えてください。    今の「紙巻きたばこ」の前は、煙管(きせる)に、「刻みたばこ」を詰めて吸いました。「○○刻み」というのは、そのために乾燥した煙草の葉を刻んだものです。    「だるま刻み」というのは、1616年に相阿和尚が導入して寺の境内に植えてから始まったという、関東北部産の「達磨葉」(下記)を刻んだものに与えられた商品名です。    http://www.jti.co.jp/tobacco-world/journal/chronicle/2009/02/03.html    「達磨」の名前の由来には3説あって、 1。  葉の形が肥った達磨さんに似ている 2。  相阿和尚が広めたので仏教と関係がある 3。  金が儲かったので、福の神の達磨さんである    僕の祖父が、仕事の合間(いまのコーヒー休み)にうまそうに「一服」するのは、腰のタバコ入れから出した「刻み」でした。    

kegebousi
質問者

お礼

やっとわかりました。まことにありがとうございます。

その他の回答 (4)

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.4

 「となり了りぬ」を単語に分解してみますと「と・なり・了り・ぬ」となります。 全文を意訳してみますとこんな形になりました。 >この様なこと(当該の文の前に綴られている内容を受けている)を考えてみると哀れという以外の言葉は見当たらない。それは孔子が本来は学者であるにもかかわらず王のアドバイザーであるかの様な格別の扱いを受けたり、葉っぱの形が似ているからといって瞑想する達磨の姿煙草屋が看板のキャラクターデザインの様に擬することと同じである。もはや覇道に対し王道を説く「孔子の考え方」などはどこかに置き忘れられ、「孔子をブレーンとする」との形だけが独り歩きしている。恰もそれは「木を見て森を見ず」と謂うに等しい。  尚、後半部分の「孔夫子も政治屋の看板となり了りぬ」を直訳しますと、「孔子も政治屋の象徴に成り下がったものかと嘆息してしまう」ほどの意味でしょう。「達磨」に関しては、よくわかりません。もしかしたら、江戸時代の「女達磨」や「女形達磨」「見返り達磨」から派生した「杖つきの乃の字」、禅林に伝わる「蘆葉達磨」かもしれません。  失礼しました。

kegebousi
質問者

お礼

いろいろ教えてくれて、ありがとうございます。 勉強になりました。

回答No.3

了は なった、そう終った。終了の了ですね。おえぬ なりぬ と読む。 「となり了りぬ」=「となってしまった」という完了形ですね。

kegebousi
質問者

お礼

よくわかりました。ありがとうございます。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.2

    だから、可哀想だと思わなくてはならない。孔夫子は歴代の王者の商標となってしまった。ちょうど「だるま」がタバコ屋の看板に使われているように、孔夫子も、政治屋の看板になってしまった。    昔は、下記のように「だるま刻み」という「きざみタバコ」が流行った時があるので、タバコ屋の看板に「だるま]の絵が使われていたんでしょうね。     http://www.cafe-de-cigarette.com/17_9416.html

kegebousi
質問者

お礼

とても詳しい説明です。 ありがとうございまいた。

kegebousi
質問者

補足

http://www.cafe-de-cigarette.com/17_9416.htmlを見ましたが、「だるま刻み」がよくわからないのです。「だるま刻み」はいったいなんですか。看板の達磨って仏教の達磨を指していますか。 どうか教えてください。

noname#204879
noname#204879
回答No.1

「となり了りぬ」←「~と成り終わりぬ」

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