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この俳句の意味
この俳句の意味を教えてください。(個人的ご想像でも結構です) ひとり居の それも留守がち 残り柿 ※ ある商品のパッケージに載ってる一般の方が投稿した句です。 ※ 作者は40歳以上の女性のようです。 ※ 国語カテが荒れているのでこちらで質問させていただきます。
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この句の眼目は、中七の「それも留守がち」にあると思います。 「ひとり居」というから、この句を読む者は、ああ、家にずっといるんだと思うと、中七で裏切られます。留守がちなんだと。 一人になってしまった理由は、いろいろ考えられるでしょうが、ひとり居という語感から初老の人を想像します。連れ合いに先立たれ、一人寂しくしているかと思うと、さにあらず、実に行動的なのです。 そこに、残り柿とつけたわけです。木守柿という季語の斡旋だと、完全に1つになってしまいます。この句は、そうではなく、なお、他の人たちとの、細々とした交流を想起させます。 柿という字をみてわかるように、柿は木の市。柿がたわわになると、まさに「市」の賑わい。しかし、残り柿には、全盛期を過ぎて、なお人生を充実させて楽しむ気概のようなものを感じます。とても溌剌とした気分を味わえる句だと思います。
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こんにちは。 「ひとり居の」とありますからこの方、独身なのでしょうね。 「残り柿」と言うことは残念ですが婚期を逃されたのでしょう・・・。 「それも留守がち」、これが楽しいですね。(笑) 婚期を逃されたのはものともしないで、 旅行、映画や食事と忙しいのでしょうね。 「結婚だけが人生じゃないわよ!」 そんな声が聞こえてきそうな、楽しい俳句・・・ 私はそのように解釈しましたけど。
- SPS700
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この家には、ただ一人、人が住んでいて、しかも留守が多いので、柿がなっても(食べる人が無く)残っている 季語は「柿」で、季節は秋、寂しい季節と寂しい住処を重ねて歌ったものでしょう
お礼
ありがとうございます!
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