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常用漢字がふやされるという報道を目にし、常用漢字について興味がわきまし
常用漢字がふやされるという報道を目にし、常用漢字について興味がわきました。 そこで質問なのですが、常用漢字と、非常用漢字とでは何が具体的に違うのでしょう? 常用漢字とは「一般の社会において現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安」ということはわかったのですが、抽象的で… 今回常用漢字として加えられるものに“嵐”“柿”などは常用漢字に加えられる前から教科書や新聞で使われており、具体的に何が変わるのかという想像がつきにくいです。 詳しい方、教えてください。
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常用漢字は一般向けの文章(新聞や雑誌など)でふりがななしに使用されます。 常用漢字でない漢字を印刷物に使ってはいけない、という規則はどこにもないのですが、そこは「常用」でない漢字なので、一般人には読みにくいだろうからふりがなをつけよう、というのが大きな違いです。 だから、専門書などでは常用漢字でない漢字でも、ふりがななしで使われています。 嵐や柿などは、一般にふりがななしでよく使われるようになってきたから常用漢字に入れちゃえ!ということなのでしょう。
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- Ishiwara
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(1)制定の趣旨 1981年まで使われた当用漢字は「漢字の使用を制限しよう」という意味が強かったのですが、同年に制定された常用漢字では、どちらかといえば「この程度の文字は漢字で書こう」という意味が濃厚となりました。また、これからの改定では「ワープロ」の使用を考えて「書けないけれど読める」範囲の字を遠慮なく取り入れていくようです。 (2)公布の対象 総理大臣が、部下である国家公務員に命じるものです。したがって国家公務員が作る文書は、なるべくこれによります。地方公務員も、ほとんどこれに準拠しています。 (3)新聞などのマスコミでの使用 公務員以外は、使用は自由ですが、当用漢字時代には自主的に協力をしていました。ところがあるとき、政府がかなりの規模の改定案を出したときに、新聞社では直ちに取り入れてしまいました。しかし、実際の改定がこの案と違っていたために、新聞は振り回された形となり、ここから政府とマスコミの不一致が始まりました。新聞社では、なるべく常用漢字を尊重しつつも、独自の基準を持つようになりました。細かく見れば、新聞社どうしでも違うところがあります。 (4)履き違える人たち 「この字はこう読んではいけない」とか「この棒はハネる/ハネない」「筆順はこう書く」ということは、厳しく教えたり試験に出したりしないこと、とされていますが、まだ趣旨を履き違えている人たちがいるようです。
こんな字⇒「鬱」、「彙」・・・も増えます。 したがって少しですが、漢字が増え、仮名が減り、紙の消費量が減ります。 書けない漢字が増えますので、子供のテストが大変だ。 鬱なんて字は先生も書けないから大変だ。
- aokii
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所詮、人が決めることですから。 想像してもそれほど意味は有りません。
お礼
ここでみなさまにまとめて御礼をさせてください。 常用漢字と非常用漢字はふりがなをつけるかどうか、テスト範囲となるかどうかの違いのようですね。 いろいろな回答、ありがとうございました。