- ベストアンサー
産業連関表からY=C+Iが恒等式であると示す
問題を解いていてわからないので質問させていただきます。 産業連関表からY = C + I が恒等式であることを示しなさいという問題ですがわからず困っています。 ちなみに表や条件は予め用意されておらず、2産業の連関表を一から自分で書くことが求められています。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まず、Y, C, I の意味は分かっていますか? Y=財の供給(生産量やGDPといってもいいかな) C=消費 I=投資 経済学だと、これにG=政府支出やQ=輸入、X=輸出が入るんだけど、ここでは扱っていないんですね? 以下、G, Q, X を除いて説明すると、 需要=Z はどうやってきまるかというと、 Z=C+I 消費=C を分解すると、 C=C(Yd) Yd=可処分所得 さらに、C=c0+c1Yd となる c0の意味は、所得がゼロでも消費はゼロにならないので、一定の数値(パラメータ) c1は、可処分所得=Ydを横軸、消費=Cを縦軸にしたときの傾き また、Ydは、可処分所得なので、税金=T を引かなければならないので、 Yd=Y-T これで、先ほどのZ=C+I は、 Z=c0+c1(Y-T)+I に変換できる。 つまり、財に対する需要は、消費を決定する要因である所得と租税と投資に依存することになる。 ここで、財の供給(Y)と需要(Z)が等しいとき、財市場は均衡する。 Y=Z ゆえに、Y=C+I が成り立つ 参考文献:ブランシャール マクロ経済学(上)
お礼
遅れて大変申し訳ございません。 ありがとうございます!