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黒砂漠の成因
数年前にエジプト西方の黒砂漠、白砂漠をツアーしました。とても印象的でしたが、帰国後に砂漠の出来た要因が気になっています。 白砂漠は、太古の海底が隆起して貝殻やプランクトンが白を演出しているのでしょう、と推察できます。 黒砂漠は、どうしてあんな黒い石が沢山表面に出ているのか わかりません。 黒い石同士をぶつけると、金属音がしました。仮に鉄分だとすると、酸化されて赤砂漠になると思うのですが、実際は黒。黒色のきつい場所は 噴出溶岩の様に見えますが、黒い石には溶岩のような小穴がありません。 どなたか わかる方、教えてください。よろしくお願い致します。
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白砂漠は、石灰岩が風化して珍しい景観を作ったもの。 黒砂漠は、粗粒玄武岩(ドレライト)が砕け散ったもの。 らしいです。 http://www.nilestory.co.jp/ssbahariyaomoshiro3.html http://www.nilestory.co.jp/sswdesertphoto.html 白砂漠 http://ja.egypt.travel/attraction/index/the-white-desert http://www.nilestory.co.jp/ssbdesertphoto.html 黒砂漠 http://ja.egypt.travel/attraction/index/black-desert http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88 ドレライト http://yura-kankou.com/cruise/ 石灰岩
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- CC_T
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素人なもので大した回答になって無いですが、済みません。 改めて情報あたってみましたが、黒色には黒曜石なども含まれているようです。従って、酸素が少ない地下で固まった溶岩が地上に表れて、風化したものではないかと想像します。 私自身は現地に立った事は無いですが、割と大きな岩山というか岩塊があったと聞いていますので、マグマだまりのようにひと塊で冷え固まった物が、周囲の岩塊と共に地表に出て風化したものではないでしょうかね。 白っぽい部分の砂の形状も間近でご覧になったかと思いますが、角の丸い白砂や貝殻などが含まれていましたか? 角ばったものやガラス質ばかりであれば、鉄鉱石と同様に火成岩(ケイ素を多く含む物。長石や石英、流紋岩など)が風化したものでしょうから、海底であった時代は無いかもしれません。 昼夜の温度差が大きい地域ですから、水を含みやすい石は風化も早いことでしょう。だから海底堆積物のようなものは早晩細かな砂になって、風に飛ばされてしまっている可能性も高いのでは?
お礼
白砂漠は真っ白の貝殻が無数に転がっているので成因も想像しやすいです。黒砂漠はもう少し勉強します。ありがとうございました。
- CC_T
- ベストアンサー率47% (1038/2202)
あそこの石は鉄鉱石ではなかったかと思います。 確かに赤い鉄鉱石の色の元になっている三酸化鉄 (Fe2O3)はベンガラ色ですが、酸化した鉄がみな赤くなるわけではありません。砂鉄に含まれる四酸化三鉄(Fe3O4)なんかもほぼ黒色ですよね。 鉄鉱石も生成環境によって紫褐色~黒の色合いのものがあります。
補足
CC_Tさんの回答を見て勉強しました。 磁鉄鉱(マグネタイト)=FeFe3+2O4(四酸化三鉄)、黒色。 火成岩(マグマが冷えて固まった岩石)中にごく普通に含まれる、造岩鉱物の一種である。 これから推察すれば、黒砂漠では太古に海底火山が噴火して出たマグマが冷えた中に黒い磁鉄鉱が多く含まれていた。この上に貝殻やプランクトンなどの白色物が堆積する前に、隆起があって、「表層が黒い海底」が地上に出た。 地上で黒色岩石(磁鉄鉱)以外の柔らかい土色岩石が風で砂になった。・・・この解釈で正しいでしょうか? ご意見を聞かせて下さい。よろしくお願い致します。
お礼
自分でももっと勉強してみます。ありがとうございました。
補足
黒砂漠は、粗粒玄武岩(ドレライト)が砕け散ったもの。粗粒玄武岩もマグマからの火成岩ですよね。一番知りたいのは、あの場所の岩石組成ではなく、白黒両砂漠は隣接しているので、ともに太古は海底だったと思われますが、なぜ黒砂漠の方には白っけが無いのかです。なぜ太古の海底に黒い粗粒玄武岩があるかが不思議です。粗粒玄武岩と白い貝殻が混在していれば、まだ理解しやすいのですが、貝殻はなし。不思議です。 この点をもう一度ご指導願えると嬉しいです。よろしくお願い致します。