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仕事の責任について
- 仕事の責任が気になり、職業の幅が狭くなっています。現在求職中で応募件数が少ないです。
- 以前の会社で安全性の問題から辞めた経験がありますが、他の人からは違う意見もあります。
- 過去の仕事が小さな責任ばかりで、特にITや医療機器関連の仕事の責任の重さに不安を感じています。
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IT系で6年目在職中のものです。 仕事の責任についてということですが、仕事で何かトラブルが発生した場合、 会社の損失としては次の3つが挙げられると思います。 (1)経済的な損失(損害賠償や違約金など) (2)労働力の損失(事故の復旧や原因調査、謝罪対応、再発防止策の検討など) (3)社会的信用の損失(顧客、提携先、同業他社など) denzaさんは、主に(1)ついて意識されているように読み取れますが、 実際は、(3)の方が重大度は高いと思います。 将来的な収益に影響してきますし、社員のモチベーションにも係わりますから… ところで、これらのトラブルが発生した場合、責任は誰にあるとお考えですか? もちろん、denzaさんの立場にもよると思いますが、 いち平社員ということであれば、仕事の失敗はdenzaさん個人の責任ではないと考えます。 たとえば、システム開発の場合ですと、大雑把に、 要件定義→設計→製造→テスト→納品という流れになりますが、 denzaが製造担当のシステムが、納品後に障害を起こしたとして、責任は誰にあるでしょうか? その直接の原因を作ったのはdenzaさんにかも知れませんが、 その障害をテスト担当者が発見できなかったのが問題なのかも知れませんし、 障害の起こりやすい環境で仕事をさせたマネージャに問題があるのかもしれません。 あるいは、無茶な仕様変更を繰り返した顧客に… いずれにせよ、(社内でどう言われるかはともあれ)責任は「会社」が取ることになります。 そして、顧客には真摯に対応し、社内では次に同じ事が起こらないよう原因を究明して、 関わった人もそうでない人も、一丸となって対応していく… というのがあるべき姿と思います。 (実際には、責任のなすりつけ合いなどあったり、原因究明せずウヤムヤに… という場合もありますが…) denzaさんは、責任感を持って仕事に向き合おうとされているのですから、 職業人としての最低限の感覚は持っておられると思います。 あとは、その責任感をdenzaさん個人ではなく、一緒に仕事をしている仲間や将来の顧客にまで 向けてみてはいかがでしょうか? 極論ですが、今回の仕事で悔いが残るならば、次の仕事で同じ思いをしないよう、 努力(根回しなども含めて)すれば良いのです。 また、denzaさんが感じた問題点を他の人たち(現場以外の人たちも含む)にも伝えてみてください。 問題意識が拡がれば、現場も「何とかしないと!」という雰囲気になってくるかも知れません。 以上、長文になってしまいましたが、何かの参考になれば幸いです。
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- ka28mi
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40過ぎの会社員です。 確かにシステムはセキュリティの安全性とか、業務の確実性を考えると怖かったりするでしょうね。 でもテレビやオーディオだって、電気火災もありますし、「景気が良かった」時代に倒産した会社もあれば、「景気が悪い」時代に成長を続けている会社もありますよ。 「これだったら、よかった」と思うのは、心情としては理解できるのですけれど、冷たい言い方をすればないものねだりに過ぎないのでしょうね。その時代より、今の方が便利な事、良くなった事も、いくらでもあるんですから。 ちなみに、システムの安全性が確保できない場合、「安全が確保できません」なんて上司に言っても無駄でしょう。 上司や顧客、エンドユーザーに言うべき事は、「どんなリスクが、どの程度のレベルで見込まれるのか」「そのリスクを承知で使用する場合、どういった点に注意を払うべきか」です。 たった一人の技術さんだけが、すべての責任をになっているというのは、ありえません。マシンレベルやシステムレベルで、どれほどの欠陥があろうとも、それだけが障害の原因であるはずがないでしょう。 私は、システム開発の部門で、SEさんにお世話になっていましたが、開発や運用の担当者が教えて欲しいのは、「このシステムは安全です」なんて夢物語ではありません。 システムそのものの脆弱性も問題になりますが、人の使い方で問題が発生するケースの方が多いでしょう。 それでも、そのシステムの欠陥が非常に大きなもので、良心がとがめて関与していられないと思われたなら、辞めるのも確かにひとつの選択肢ではあります。 ただ、「金銭的に責任を取れる」なんてのは、錯覚にすぎません。 金銭でケリがつくことなら、保険というものがありますし、会社として賠償責任となるでしょう。 仮に、質問者さまが業務上の背任行為などを問われるとすれば、それは「言っても無駄」な上司や同僚とともに、責任の所在や姿勢を問われるのです。 いまさら言っても仕方のないことかもしれませんが、「障害」が起こることへの責任を、それほどに怖いとお考えになるなら、技術屋さんのお仕事は向いていないのではないかと感じます。
お礼
>上司や顧客、エンドユーザーに言うべき事は、「どんなリスクが、どの程度のレベルで見込まれるのか」「そのリスクを承知で使用する場合、どういった点に注意を払うべきか」です。 正論ですね。状況や立場によって言えない場合もありますよね。 言ってしまってブチコワシタ経験も多少あります。 >技術屋さんのお仕事は向いていないのではないかと感じます。 残念だけど、これも視野に入れてみます。 でも、障害や責任の余りないしごとって、音楽家や芸術家くらいしか、思い浮かばないんですよね。なれればいいけどそれこそ無理です。
>以前いた会社で、 「このシステムではとても安全性を確保できない。」 とおもって辞めたこともあるのですが、(ちなみに上司に言っても無駄です) そのシステムの瑕疵に対する損害の賠償法法は契約書に明記されていて、それが現実化すればあなたの前職の会社に対する訴訟や損害賠償で処理されることになるでしょう。あなたの責任範囲はあなたの担当したごく一部分です。あなたがそのシステム全体の詳細を把握して、顧客と詳細項目を確認しているようには書き込みからは判断できません。通常、あなたの上司や更に上司がもっと詳細を把握しているでしょう。会社員のいいところは、大きな責任を負わずに、そこそこの給料がもらえることです。自分で起業するのでなければその考え方が楽です。全ての仕事には安全性に関わる責任がつきまといますが、一従業員が全ての責任を追うことを気にかける必要はありません。責任を押しつけられないように気をつける方が大切です。
お礼
回答ありがとうございます。 >そのシステムの瑕疵に対する損害の賠償法法は契約書に明記されていて、それが現実化すればあなたの前職の会社に対する訴訟や損害賠償で処理されることになるでしょう。 そんなのがまともに出てくるような会社じゃなかったのですよ。 会社の体質が古く、ほぼ全部上司の頭の中に入っていて、なにを作っているのかすら解らない。 というか仕様と顧客を秘匿して自分が会社で有利に物事を進めようとする方達だったこともあり、とっとと辞めました。 >会社員のいいところは、大きな責任を負わずに、そこそこの給料がもらえることです。 これ以降後半はとてもためになりました。 最後の一文もね。
お礼
>いずれにせよ、(社内でどう言われるかはともあれ)責任は「会社」が取ることになります。 ですよね。 でも、会社が小さかった場合のハンドリングが難しいです。 よく研究されていて、考えさせられるところが多々あります。 あとは、自分の器量と相談して、上手く出来そうなとこもう一度探してみようかな。 参考になりました。ありがとうございます。